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どーも、ゆーすけです。
皆さんはこれまで生きてきて、自分の人生は思った通りでしたか?おそらくなんですが、ほとんどの人は、思い通りの人生なんて歩んできてはいないんじゃないでしょうか?
生きてるといろんな事が起こりますよね。悲しい事もあれば、辛い事もあったり。でも、そうかと思えば嬉しい事や楽しい事もあったりして。で、その都度その都度、その出来事に一喜一憂したりなんかして。


で、振り返ってみるとその全てがなんとなくいい思い出になっていたりしませんか?今例えばもの凄く辛い状況におられる方は、そうは思えないかもしれませんが、ここまでの人生なんだかんだと言いながらもなんとか無事に進んできたんじゃないでしょうか?

そうなんです。人生って意外となんとかなるもんなんです。なるようにしかならないけど、意外となんとかなっちゃたりするんです。
もくじ
人生は確実に思ったようにはいかない
これはもう長い人生を生きてきた皆さんはお気づきかと思いますが、人生は確実に思ったようには進みません。どんなに上手く事が運んでいても、何かしらのアクシデントが起こります。
そして、どれだけ自分で自分の人生をコントロールしようとしても、絶対にそれだけは出来ないんです。もうなんか見えない力でも働いているんじゃないかと思うぐらい、自分の意に反した出来事が起こったりします。たぶん、こう言う事を「人生はなるようしかならない」って言い表しているんだと思います。
僕にもそんな事がありました。このブログではちょこちょこ話しているのでご存知の方も多いと思いますが、僕は今アメリカの片田舎にある小さな医療系の大学で独立して研究者の仕事をしています。独立して研究者になるまではかなり長い道のりでした。
まぁ簡単にまとめると、アメリカに来て研究者を目指し始めて、そこからポスドクという下積み期間が8−9年ぐらいありました。そして、その地獄のような下積み期間を経て2015年に遂に念願の独立を果たす事になります。

その時は、もうここまで辛い事を乗り越えて来たのだから、後は順風満帆に全てが進んでいくと本気で思っていました。でも、人生そう簡単にはいきませんでした。研究者として独立すると、研究だけをやっていればいい訳ではなく、研究室を運営していくために研究費を稼がなくてはなりません。例え研究と言ってもやっぱり先立つものがなければどうしようもないんです。
まぁその頃は結構イケイケだったので(笑)、研究費なんて申請書をちょっと書けば少しは苦労するかもしれないけど取れないって事はないだろうって感じに軽く考えていました。これが大きな間違いでした。
もうね、研究費って今のご時世競争が激しくてもの凄く取るのが難しいんです。一般的には、投稿した申請書の5%が獲得できればいい方だ、なんてよく言われています。もう本当にそんな感じでした。出しても出してもリジェクトされる毎日でした。

自分の中では、1−2年ぐらい頑張ればなんとかなって安定して研究が出来るだろうなんて思っていましたが、そうは問屋が卸してくれませんでした。2年経っても、3年経ってもなかなか結果は出ませんでした。
もうその頃は毎日が苦しくてしょうがなかったのを覚えています。やってもやっても上手くいかないし、独立した時に大学からいただいていたスタートアップの研究費はみるみる減るし、このまま研究室は潰れてしまうんじゃないかと常にヒヤヒヤの連続でした。
まぁこれは、僕の見積もりが甘すぎたと言ってしまえばそれまでなのですが、こんな感じで人生って本当に思ったようにいかないんです。「上手くいくかな?」と思っても、なかなかそう簡単に進んでくれないんです。
そして、さらに追い討ちをかけるように、3年目の終わりぐらいに人生最大の事件が僕の身に降りかかってくる事になるんです。
人生は意外となんとかなる
で、何が起きたかと言うと、これもよく話しているのでご存知の方もいるかとは思いますが、自分の失敗で自分の研究室を潰しそうになります。完全にお金の管理の失敗でした。研究費が入っても来ないのだから、少し研究のスピードを緩めなくちゃならなかったはずなのに、予算をそのままの勢いで使い続けて気付いた時には自分の研究室の予算がもう少しで無くなってしまうかも、みたいな状況になってしまったのです。

それに気付いた時には、もうパニック状態で、軽いうつのような感じになっていました。で、毎日毎日「自分の研究室が潰れる」、「自分はクビになる」と怯えきっていて何も手につかない状況でした。
それでも、僕は自分の研究室のボスだし、完全に自分の責任だしと、逃げ出さずに必死にいろんな事をやりました。そこから研究費の申請書を死ぬほど書きまくりました。同僚に助けを求めまくりました。で、そうこうしているうちにいろんな人の助けと運も重なって、少しずつお金が入ってくるようになって、低空飛行ながらもなんとかその危機を脱する事が出来たのです。
その時に思った事は「人生意外となんとかなるもんだ」って事です。まぁ僕がその時研究室の状況を持ち直す事が出来たのは単に運が良かっただけかもしれません。でも、本当になんとかなってしまったんです。
そして、それだけじゃなく、その時家族に言われた一言が、さらに「人生はなんとかなる」って思わせてくれたんです。それは「生きてりゃ仕事なんてなんでもいい」って言葉でした。それを聞いた時に「あーそうか、別にこの仕事じゃなくても、人生はなんとかなるんだ」って思わせてくれたんです。そして、そう思えるようになってなんとなく肩の力を抜く事が出来るようになっていったんです。

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人生はなんとかなるけど、人生は精一杯生きた方がいい
ここで1つ誤解をして欲しくないのは、人生はなんとかなるんだから、何もしなくてもいいって事ではないって事です。「人生はなんとかなる」の本当の意味は「何にもしなくてもなんとかなる」って事ではないって事です。「一生懸命生きていればなんとかなる」って事なんじゃないかと思うんです。
上に書いたエピソードでも、確かに運は良かったかもしれませんが、僕は死に物狂いで頑張りしました。たぶんそうだったから、なんとか持ちこたえられたんだろうし、例えあの時上手くいかなかったとしても、一生懸命頑張った上で上手くいかなかったのなら自分もそれに納得出来たんじゃないかと思っています。
まぁ「人事を尽くして天命を待つ」ではないですが、やるだけやったなら起こった事に諦めもつくし、運が良ければ上手くいくかもしれないって感じがいいんじゃないかと思うんです。だからと言うわけじゃないですが、やっぱり人生は精一杯全力で生きるのがいいんじゃないかと思うんです。そうすればなんとかなるんじゃないかと思うんです。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はちょっと僕のエピソードが多めでしたが、なんとなくそこからも「人生なるようにしかならないけど、意外となんとかなる」って事が伝わったんじゃないかと思います(てか伝わってくれたと信じたい)。まぁでもそこには、死ぬ気でがむしゃらに生きるならって条件はつくとは思いますが。
まぁ、やるだけのことをやったら後は流れに身を任せるってのもいいのかもしれません。たぶんなんとかなるんじゃないかと思います。それが自分が思ったものであるかどうかは別として。

ゆーすけ
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