スポンサーリンク
どーも、ゆーすけです。
突然ですが皆さんは、自分の進路ってもので悩んだりした事ってないですか?自分が今やってる事が本当に自分に合ってる事なのか?他にもっと自分にピッタリの事ってあったりするんじゃないのかな?って考えた事ってないですか?僕も正直言ってそんな時期はありました。今の自分の仕事にたどり着くまでには色んな紆余曲折がありました。

高校生の頃の僕はサッカー少年でした。本当に毎日毎日サッカーボールを追いかけまくってました。その頃はまだJリーグもできたばっかりで、プロになることなんかもあまり現実的な感じでもなく、正直進路のことなんか何にも考えていませんでした。両親が歯科医師という関係でなんとなく医療関係に進むんだろうなぁというぐらいにしか考えていませんでした。僕はその後医者になって、結局医者を辞めることになります。別に後悔しているわけではないですが、もしあの頃に戻れるならちょっとだけあの頃の自分にアドバイスしてみたいと思っています。

ここでは、今の僕が昔の僕に言ってみたいアドバイスみたいなものについてちょっと書いてみたいと思います。これが読んで下さってる皆さんの参考にもなったら幸いです。
もくじ
あの頃の自分へ言ってみたい事
あの頃の僕はサッカー以外の事は何もやっておらず、本当に将来何がやりたいのかなんて考えていなかったと思います。まぁそんな事を考えている高校生なんてそんなに沢山いるとも思いませんが(笑)。もうね、その時の自分は、ただ「家族が医療系の仕事に就いているからその方向に行けばなんとなく安心」とか「医者なっとけば将来安泰」とか言う様な安易な気持ちで医者を目指したんじゃないかと今になって振り返ると思います。それはそれでいいのかもしれませんが、医者という仕事がどう言うもので、それが本当に自分がやりたいことなのかどうかはもっと考えても良かったんじゃないかなと思っています。

だから、もしあの頃の自分に何か伝える事ってのが可能であるなら、今の僕は、
って事を伝えてみたいと思っています。これはね、今となってわかる事なんですが、本当にちょっとぐらい寄り道しても何の問題もないんですよ。若い頃の1年ってもの凄く差がある様に思いますが、ある程度歳をとってから感じるのは、若い頃の1年なんて後から振り返ってみたらほぼ誤差みたいなものだったりするんです。だからと言う訳じゃないですが、僕は、自分の進路に迷っていたりするのであれば、もっと時間をかけて考えてみてもいいんじゃないのかな?って思っています(まぁ若い人にこれをわかれって言っても難しいのは重々承知の上ですが)。

医者になってからわかった事
さて、医者になってからこの職業についてみてわかった事は、医者っているのは結構な重労働であるって言う事でした。僕が医者として働いていた中で一番辛かった時は、朝7時から10時ぐらいまで病院で働いて土日も病院に顔を出し、月の5−6日は病院に泊まらなくてはならないと言うものでした。毎日毎日がクタクタでした。寝て起きて病院に行く、そんな毎日でした。これは、別に文句を言いたいわけではなく、医者になりたかった時の自分は医者の仕事がここまで過酷とは思ってもいなかったのです。いずれこれが僕が医者を辞めるきっかけの一つにもなります。こう言う事も知った上でも高校生の時の僕が医者になりたかったのかどうかは今となってわかりませんが、知っておくべき(もしくは調べておくべき)だったんじゃないかとは思っています。


また、医者になってから学生を指導していた時に感じた事は、僕と同じように特にこれといった思い入れもなく、成績が良いからとか医者なら安泰だからと言う理由で医者を目指している人が多かった気がします。医者になってから人を救うと言う目的に目覚める人は沢山いますが、やはり初めからそう言う気持ちを持っている人が医者を目指した方がいいんじゃないかな?と今となっては思います。これは日本が高校卒業と同時に医学部に入学すると言う制度を取っているのである程度は致し方ないのではないかと思います。やはり高校生の時点でやりたい事(例えば「医者になりたい」など)がはっきりしている人はそこまで多くないと思います。

一方、僕が今住んでいるアメリカでは、医学部に行くためには4年生の大学を一旦卒業しなくてはなりません。そこから医学部に入学します。これは比較してもしょうがないですが、なんとなく大学を卒業してから医学部を目指している人たちの方が、目的意識がはっきりしている様な印象を受けます。だからこれも繰り返しになりますが、もっとじっくり時間をかけて自分のやりたい事を探していくって言うのは大事な事なんじゃないかと思います。

スポンサーリンク
迷い続けるぐらいなら思い切って飛び込む事も大事
でも、ここでちょっと矛盾する様な事を言ってしまうかもしれませんが、僕は、もっとじっくり時間をかけて何をやりたいのかを探すって事も大事ですが、見つからないと迷い続けるぐらいになら思い切って何かを始めてしまうってのも大事な事だと思います。じゃないと自分のやりたい事なんて簡単に見つかる事はないと思うからです。もうね、頭でいろいろ考えていても物事は進んでいかないんですよ。だから何かを始めてしまうってのは大事なんです。そして、何かを始めたからってそれで全てが決まったとは思わずに、自分のやりたい事や仕事ってものは変わっていく(もしくは、変えていく)って言う柔軟性は持ち続けておく事が大事だと思います。

でもね、あまり心配しないで下さい。最初に選んだ職業が自分に合ってなくても、探していれば自分にピッタリのものは見つかります。そして、そこにたどり着くまでに経験した事は必ず次の仕事に活きてきます。てか、それを自分が活かしていけばいいだけなんです。人生は何事も経験です。最終的に自分がやりたい事に出会えばいいんですよ。その為には、最初はよくわからず始めたとしても、自分が何をやりたいのか考え続けるって事だと思います。そして、もし少しでも興味がある事があるのなら、勇気を出してそこに飛び込んでみるって事だと思います。僕の場合は、それが今僕がやってる研究ってものでした。僕に仕事を変える事が出来るのなら、皆さんにもきっと出来るはずです。自分にピッタリの仕事を探しましょう。きっと見つけられるはずです。

まとめ
いかがだったでしょうか?僕の場合は医者という職業でしたが、この様に自分のやりたい事を探して、それがどういう仕事なのかをあらかじめ知っておくっていう事が大切だっって事はどんな職業にも当てはまると思います。たとえそれが新しく始める仕事であっても、転職であってもです。

また、その渦中にいる時にはそうは思えないと思いますが、長い人生少しぐらいの時間のロスはあまり気にしなくてもいいと思います。焦ってやりたいのかどうかもよくわからない仕事をするよりは、じっくりと自分と向き合って自分のやりたい仕事を見つける方が大切なのではないかと思います。ちなみに今僕がやっている研究者という仕事は研究費が獲れなくなったらクビになると言うプレッシャーは常にありますが、かといって辞めたいと思った事は今の所一度もありません。ここまで来るのに回り道も沢山しましたし、挫折も沢山味わいました。それでも辞めたいと思わないのは、もしかしたらこれが僕の天職なんじゃないかな?と今では思っています。皆さんもキャリアで悩むところがあるなら、焦らずじっくり時間をかけて自分と向き合ってみてください。今の仕事が最高ならそのまま爆進してください。もしそうでないなら、いつか皆さんがやりがいのある仕事に出会える事を心から祈っています!

ゆーすけ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
もし私の書いたブログ記事やツイートに価値を感じていただけている方がいらっしゃるのであれば、よろしければ以下よりサポートを頂けないでしょうか?もし少しでもサポートを頂けるのであれば、クリエイター冥利に尽きますし、今後の作品作りのモチベーションになります。
こちらから頂きましたサポートは、今後のブログ記事やツイートの取材費として大切に使わせて頂きたいと思います。
アメリカ在住の為、なかなか日本の本を手に入れる事が出来ません。ツイートやブログ記事の参考にさせていただきます。ご支援いただければ幸いです。
スポンサーリンク