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どーも、ユースケです。
突然ですが皆さんは、物事が正しいのか正しくないのかって何を持って判断していますか?誰か偉い人が言っているとか、みんながそう思っているとかって感じの事で判断したりもすると思いますが、多くの人はデータってものによってその正しい正しくないとかを判断してたりするんじゃないかと思います。確かにその方法って間違ってはないと思います。でも、それはそのデータが本当に正しい場合はってのが前提であると思います。
えっ?何言ってんの?データに正しいも間違ってるもないんじゃないの?って感じの事を思われたりするとも思います。でもね、この世に溢れているデータの全てが正しいなんて事はないんです。もうね、これは非常に残念な事なのですが、データってのは平気で嘘をつくんです。マジで?じゃあ自分は何を信じていけばいいの?って思われたりしたと思うんです。確かにそうなんです。何を信じていいのかって非常に難しい問題だったりするんです。まぁ世の中に氾濫している全てのデータが間違ってる訳じゃないとは思います。でも、全てのデータを信用するのは危険かもしれません。
ここでは、なぜ僕がその様に考えているかについて簡単に解説してみたいと思います。
もくじ
データは集め方次第でどうにでもなったりする
まず最初に皆さんにわかっていて欲しいのは、データは集め方次第でどうにでもなったりするって事があったりするんです。まぁここではちょっと極端な事を言うので、そこはご了承下さい。まず皆さん、ある事柄があって、「90%の人がそれに賛成しています」って感じの事を聞いたらどう思いますか?なんとなくそれだけじゃ完全にその信憑性ってわからないけど、きっと多くの人が賛成してるんだから、それはきっと正しい事なんだろうなって思ってしまったりするんじゃないかと思います。でも、それが10人に聞いただけって話だったらどうでしょう?まぁ10人中9人が賛成してるのなら、それは正しそうに聞こえますが、例えばそれが100人、1000人、10000人とその調査への参加者を増やしていったらどうでしょう?で、これも極端な話ですが、そうやって人数を増やしていったら反対の数が賛成より増えてしまうなんて事もなくはないんです。
だって、最初の10人を選ぶ時に、それに賛成してくれそうな人を10人選んで質問するなんて事も出来なくはないからです(本当は、そんな事はしちゃダメですよ(笑))。でも、違う10人を選んだら、賛成と反対は全く別の分布になったりもするんです。まぁだからと言って、この世にいる人全ての人にその質問をする事なんて絶対に出来ないので、ある程度の人数を絞ったりする必要はあるのですが、その調査があまりに少ない人数から成り立っている様なものにはあまり信憑性ってのはないのかもしれません。そして、例え人数が多かったとしても、その調査に参加してる人に偏りがないかってのも気にしていた方がいいかもしれません。例えば、女性が抱えてる問題についてデータを集めているのに、調査に参加してる90%以上が男性だったりした様な場合、皆さんだったらそこから出てきたデータに信憑性ってあると思いますか?まぁなんとも言えないとは思いますが、そんな感じで、データなんてものは自分が作りたい様に作る事も出来たりするって事は忘れないでいて欲しいんです。
データは伝え方次第でどうにでもなったりする
そして、次に僕が、データについて気をつけておいて欲しいのは、データは伝え方次第でどうとでも伝えられるって感じの事です。これももの凄く極端な事を言うので、そこはわかっていて下さい。では、皆さんが、「過半数以上の人が賛成しています」って感じの事を聞いたらどう思いますか?おそらく皆さんのイメージだと8割ぐらいの人が賛成してる、もしくは少なくとも6割の人は賛成してるだろうって感じの事を思っているんじゃないでしょうか?で、きっと多くの人が賛成してる方が正しいんだろうって感じの事も思っていたりするんじゃないでしょうか?まぁこの場合、前提として、本当に過半数以上の人が賛成しているって所はあっている事にしましょう(まぁ時にはそこに嘘をついてる場合もあったりするのでさらに注意が必要だったりもします)。
でも、その調査が10万人に行われた調査だったとして、5万1人が賛成してるってのなだったとしたらどうでしょう?なんかちょっと受ける印象って違くないですか?確かに過半数以上の人が賛成はしてるけど、これだと賛成してる人が多いとは言い切れないし、そんな風には思いませんよね。まぁその伝え方には嘘はないので、これに関しては、周りがどうこうする事って出来ないとは思いますが、こんな感じで伝え方を変えたら受け取る側の印象を操作する事も可能だって事を僕は言いたかったんです。繰り返しますが、ここで僕が言ってるのはもの凄く極端な例です。でも、こう言う事ってあらゆる所で起こっていたりするんです。そう言う事は、心にとめておいていて下さい。
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データには気をつける
まぁなんかこれまでの話を聞いてきたら、データってもの自体が怖くなってしまったなんて方が多いんじゃないでしょうか?でも、僕は、別にこの世にある全てのデータがこんな感じであると言いたい訳じゃないんです。データってのはもの凄く大事なものだし、そう言うものがあるから物事を効果的に判断していく事が可能になっていくとは思います。でも、残念ながら、ごく稀にそんな風にデータが嘘をつく事もあるんだよって感じの事を言いたかったんです。でね、データって本当に解釈するのって難しいんです。僕も、研究者って仕事をしていてデータってものに沢山触れていますが、いまだに騙される事ってあります。時に完全に間違える事もあります。で、こんな事を言ったら、普段あまりデータに触れてない人はどうしたらいいんだって思ってしまうと思うんです。その気持ちはとてもよくわかります。
じゃあ結局どうしたらいいかって言ったら、時間はかかるかもしれないですが、データってものはどうやって見ていけばいいのかって言う勉強をしてみるといいのかな?とは思います。ちょっとした数学や、ちょっとした言葉の使い方のトリックなんてものを学んでみるだけでもデータを見る目が変わる様な気がします(別にもの凄く難しい勉強をしなくても僕はいいと思います)。そして、これが僕が思うデータを見る際に1番大事な事は、とにかく気をつけるって事です。で、ちょっとだけいつも疑って対応するって感じかな?って思います。権威がある所から発表されてるデータだから信用して大丈夫なんて事はないんです。時にデータは本当に嘘をつきます。そして、データを何も考えたりせずに鵜呑みにして信用しないって事です。で、何が正しいのか何が正しくないのかってのは自分の頭で考える様にして下さい。そして、データはその時の参考程度に思っていればいいんじゃないかと思います。少なくとも、データだけを見ていろんな事を判断していくのだけはやめた方がいいんじゃないかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?物事を判断していくのにデータってものがあると助けになると思います。そう言うものが、根拠にもなるし、信憑性ってものを与えてくれたりもするからです。でもだからと言って、全てのデータってものが正しい訳でもないって事は忘れないでいて欲しいんです。時にデータは嘘をつくって事は心のどこかにとどめておいて欲しいと僕は思っています。
それはなぜかと言うと、データってのは集め方次第でどうにでもなるし、その後の伝え方でどうとでも伝えられてしまったりするからです。確かに、データ自体には間違いはないのかもしれません。でも、そのデータが本当の事を伝えているとも限らないんです。では、データってのはどうやって扱っていけばいいかと言うと、それは簡単に信用するのではなく、常に気をつけて取り扱うって感じだと思います。決して、それだけで判断するってのはやめていった方がいいと思います。データは参考程度に思うって事が鍵かな?って僕は思っています。そして、可能であれば、少しでもいいので、どの様にデータって見ていけばいいのかな?って言う勉強もしてみるとより良いかもしれません。
ゆーすけ
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