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どーも、ゆーすけです。
突然ですが皆さんは、人に苦言を程してあげたり、アドバイスをしてあげたりしたくなるって事ってないですか?周りを見ていて「あぁこのままいったらあの人は失敗しちゃうな」って感じの事が見えてしまった時なんかはなおさらなんじゃないかと思います。で、そんな時って、その自分の苦言やアドバイスに耳を傾けてそれに従って欲しいって言う思いから「あなたの為に」って言葉を添えて苦言やアドバイスを言っていたりしませんか?

確かにこの場合は、本当に相手の事を考えているのかもしれません。でもね、僕はこの「あなたの為に」って言葉は基本的には言わない方がいいんじゃないかと思っています。それはなぜかと言うと、大抵の場合、この言葉を言われて凄く嬉しいと思ってくれる人なんていないと思うからです。それに加えて、こちらがいくら相手の為になると思っていても、それが本当に相手の為になるのかどうかはわからないからです。だからと言う訳じゃないのですが、僕は、本当に相手の事を思っているのなら、そこにどんな理由があっても「あなたの為に」なんて事は言わない方がいいんじゃないかと思います。まぁちょっと悲しい感じもするかもしれませんが、僕はそんな風に思っています。

ここでは、なぜ僕がその様に考えているかについて簡単に解説してみたいと思います。
もくじ
「あなたの為に」の裏側には、必ず「自分の為に」が隠れている
まず最初に僕がなぜ相手の為を本当に思うなら、「あなたの為に」なんて事を言わない方がいいと思っているかと言うと、その裏側には必ず「自分の為に」って意味が隠れていると思うからです。いやいや、本当に相手の事しか考えてないよっておっしゃられるかもしれません。それって本当に相手の為だけなんでしょうか?本当に自分には何のメリットもないんでしょうか?これは自分の胸に手を当てて正直に答えてみて下さい。おそらく「あなたの為に」って言ってる時って、半分ぐらいは自分が相手にこうして欲しいとか、こうして欲しくないとかの自分の希望ってものが隠れていたりするんじゃないかと思うんです。もうね、僕のこれまでの経験から言ってもほぼほぼ間違いのない事だと思います。確かに、相手の事を考えているんだとは思います。そして、そんな風に思うのは悪い事ではないとは思います。でも、「あなたの為に」ってのは本当に相手の為だけに言っている訳ではないって事は理解する様にして下さい。

では、なぜ人は「あなたの為に」なんて事を言うのでしょう?それに関して僕が思っているのは、そうやって言う事で、相手を何とか自分の思う方向に導きたいと思っているからなんじゃないかと思います。だって、「これがあなたの為になるんだよ」って言うメリットを伝えればそちらの方向にいってくれそうな気がしますもんね。で、僕は、まさにこれが「自分の為に」って事につながっていくんじゃないかと思います。要は、ちょっと厳しい事を言うならば、この「あなたの為に」ってのは、相手を自分の思う様にコントロールしたいと思っている時に使っている事が多いって事なんです。だからと言う訳じゃないですが、もし自分が「あなたの為に」って感じで相手を説得しようとしていたりしたのなら、それは本当に相手の事だけを考えている訳じゃないんだなって事は自分なりに理解しておいて下さい。まずはそこからです。

「あなたの為に」は意外と断りにく
で、次に僕が相手の為を思うなら「あなたの為に」って言わない方がいいと思っている理由としては、その「あなたの為に」って、言われた方は意外と断りにくかったりするからなんです。だって、わざわざ相手が自分の事を考えて苦言を呈してくれたり、アドバイスをくれたりなんて感じに思ってしまうからです。でもね、ぶっちゃけて言われた方ってこう言うのって重荷に感じているだけの事が多かったりするんです。だって、それを断ったら相手に悪いって感じの罪悪感を持ってしまう様になるからです。確かに、相手が自分の為を思っていってくれているのだったとしたらありがたい気持ちにはなるとは思います。でもだからと言って、それを必ず聞き入れなきゃいけないって感じてしまうのは僕はちょっと違う様な気がします。だって、それじゃあ、苦言を呈されたり、アドバイスをされたら、それを言ってきてくれた相手の言いなりにならなきゃいけないって事になってしまうと思うからです。

でも、こう言う事を言うと、せっかく苦言を程したり、アドバイスをしたりしたのにそれを聞き入れないなんて冷たすぎないか?って思う方も出てくるとは思います。でも、僕は、そう言うものを聞き入れるかどうか、それに対してどの様に対応していくかってのはそれを言った方が決める事ではなく、言われた本人の選択なんじゃないかと思うんです。まぁでもこう言う事ってこんな感じに冷静になって考えてみると非常に当たり前の事って思えるとは思うのですが、その渦中に自分が入ってしまうとそう言うものが見えなくなって「あなたの為に」って言葉を添えて、自分の思った様な方向に人を動かそうってしてしまったりしちゃうなんて事もあるんじゃないかと思います。これは、どんな人にでも起こり得る事だと僕は思います。なので、「あなたの為に」って思ってしまった時には、自分が相手に言ってる事が本当に相手の為なのかってのはよくわからないし、そう言う言い方をしたら相手はそれを断りにく口なってしまうんだなって事を思い出す様にしてみて下さい。相手の事を本当に考えているならなおさらです。

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相手の為を本当に思うなら、ただ自分はこう思うって事を伝えればいい
では、自分が本当に相手の事を思っているなら、どの様に相手に対してアプローチしていけばいいのでしょう?もうね、これに関しては、相手の事を自分の思った方向に動かそうってのはやめて、ただ自分はこう思っているって事だけを伝えていけばいいんじゃないかと思います。まぁおそらくその裏側には、それがその相手の為になるって思いが隠れていると思います。だから、相手にわざわざ伝えてあげていると思うんです。でも、ここでそれに対して「あなたの為に」って言葉をつけるのはやめて下さい。これがついてしまった時点でちょっと話が変わってしまう事になってしまうからです。先から繰り返し言っている様に、これだと相手を自分の思う方向に無理矢理導いているだけになってしまうと思うからです。で、これってやっぱり結局は相手の為にはならないんじゃないかな?って僕は思ってしまうんです。

まぁ確かに相手が自分が伝えた事と違う方向に進んでいって、上手くいかずに苦しんでいたら、「ほらやっぱり自分の言う事を聞いておけばよかったじゃんか」なんて事を思うかもしれません。でも、そう言う事を思う権利があるのは、こちらではなくその相手なんじゃないかと僕は思います。なんだかんだで人は皆それぞれ自分自身の人生を生きるべきなんです。だから、どんな選択をして、どんな結果を得て、それに対してどう思うかって最終的には自分で決断していくってのが自分の人生を生きるって事になると思いますし、そうするのが、結果自分の為になるんじゃないかと思います。だから、周りが出来る事ってのは、その人の為になるってこちらが思っている事をわざわざ教えて、その方向に導いていこうとするのって結局その人の為にはならないんじゃないかと僕は思っています。だから、「あなたの為に」なんて事は言わない方がいいんじゃないかと僕は思っているんです。

まとめ
いかがだったでしょうか?時に自分の周りにいる人の事を考えて苦言を呈したり、アドバイスをしたりするって事はあるとは思います。そう言う事をしてあげるって事は悪い事ではないのですが、僕は、そこに「あなたの為に」って言うものがついてしまった時点で、それの意味合いが全然違うものになってしまうと思います。だからと言う訳じゃないですが、僕は、本当に相手の為を思っているのなら、「あなたの為に」なんて事は言わない方がいいんじゃないかと思っています。

それはなぜかと言うと、その「あなたの為に」って言葉の裏には大抵の場合、「自分の為に」って意味が隠れていると思うからです。そこは素直に認めて下さい。まずはそこからです。そして、その「あなたの為に」って事は、言われた方はもの凄く断りにくかったりするんです。だから、そうやって言えば、多くの人は自分の思った様に動いてくれたりするんです。でも、それが本当に相手の為になるのかはわかりません。もしかしたら、自分の気持ちってものは満たされるのかもしれませんが。だから、出来るだけ「あなたの為に」なんて事は言わない方がいいと僕は思うんです。では、本当に相手の為を考えているのなら、その人に対してはどの様にアプローチしていけばいいんでしょう?これに関して僕が思うのは、ただ自分はこう思うって事を伝えてあげればいいだけなんじゃないかと思います。そして、そこから先は自分でどうするかって事を決めさせてあげるのってのが最終的には相手の為になるんじゃないかと思います。相手に自分が思う答えを与えて、その方向に導くってのは、その人の為にはならないんじゃないのかな?って僕は思っています。

ゆーすけ
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