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どーも、ゆーすけです。
突然ですが皆さんは、誰かが目の前で苦しんでいたら、その人の助けになってあげたいと思いますか?まぁよっぽどの事がない限りは、誰だって目の前で人が苦しんでいるのに放ってどこかにいっちゃうなんて事は出来ないんじゃないかと思います(てか、そう信じたい)。

そう言う風に、苦しんでいる人の助けになりたいと思う事はとても素晴らしい事だと思います。おそらくその様に行動を起こせる人ってとても優しい人なんだと思います。だって、そんな事普通の人にはなかなか出来る事ではないと思うからです。でも、ここで注意して欲しいのは、その自分の目の前で苦しんでいる人の苦しみを自分の苦しみとして受け取らないようにするって事です。こう言う事を言うと、なんかとても冷たい人の様な印象を受けるかもしれませんが、人の苦しみを受け取らないって事は冷たい訳では全くないんです。むしろ苦しんでいる人を助け様と思っている時には、そうする事が鉄則なんじゃないかと僕は思っています。だからと言う訳じゃないですが、誰かを助けたいのなら、その人の苦しみから距離を取るって事が絶対に必要なんじゃないか僕は思っています。

ここでは、なぜ僕がその様に考えているかについて簡単に解説してみたいと思います。
もくじ
人の苦しみを受け取ってしまうと自分が助けを必要としてしまう事もある
まず、なぜ人の苦しみを受け取らない方がいいかと言うと、自分が苦しくなってしまうからなんです。何言ってんの?そんな事ある訳ないじゃんって思うかもしれません。でもね、人は時として、他人が苦しいと思っている事を自分の事と受け取ってしまって、自分が苦しくなってしまう事があるんです。それまでその事に対して全く自分が苦しいと思っていなかったとしてもです。特にこれは相手の気持ちに気づいてしまいやすいとても優しい人には顕著な特徴なんです。だからね、もし自分が自分の事を優しいと思っている様な人は注意して下さい。自分でも気付かぬうちに人の苦しみで苦しんでいる事があったりするんじゃないかと思うからです。

もしかしたら、目の前の人が苦しんでいるんだから、自分だってちょっとぐらい一緒に苦しんであげたっていいんじゃないか?なんて思ったりするかもしれません。危険なのはまさにこれなんです。優しい人って結構このような思考にってしまうから危ないんです。なんかこれだけを聞くと相手の痛みをわかってあげようとしているとてもいい人に聞こえるかもしれません。でもね、これをやってしまうと時に自分が苦しくなり過ぎて自分が誰かの助けが必要になってしまう事もあったりするんです。これってちょっと意味がなくないですか?

だって元々の目的って苦しんでいる人を助けてあげるって事だったはずなんですよ。でも、自分が他の誰かの助けが必要になるぐらい苦しんでしまったら、その本来助けたかった人の事を助ける事が出来なくなっちゃうんです。こんな感じで、人の苦しみを自分のものとして受け取るって行為は、下手したら助けを求めている相手と、助けようとしている自分が共倒れになってしまう可能性を引き出してしまう事になってしまったりするんです。だから、目の前にいる苦しんでいる人を助けたいと本気で思っているなら、その人の苦しみを自分のものとして受け取るのは絶対にやめた方がいいと僕は思っています。

他人の苦しみとは出来るだけ距離を取る
それでは、人の苦しみを自分のものとして受け取らない為にはどうしたらいいのでしょうか?それは、他人の苦しみとは出来るだけ距離を取るって事なんじゃないかと僕は思っています。大事な事なのでここでも繰り返しますが、こうやって他人の苦しみと距離を取るって事を絶対に冷たい行為だとは思わない様にして下さい。だって上にも書きましたが、こうしないとその苦しんでいる人の事を助ける事なんて到底出来ない訳なんですから。苦しんでいる人を助けたいのであれば、自分が何かで苦しんでいてはダメなんじゃないかと思うからです。そんな状態じゃあ他人の事を気にかける事が出来るほどの余裕なんて絶対に持てないと思うからなんです。やっぱり人を助ける為には、自分がちゃんと安定していないといけないんじゃないかと僕は思います。

やっぱり自分の気持ちに余裕がないと他人の事にまで手は回らないと思いますし、ましてやその相手の苦しんでいる事を客観的に見て冷静に対処してあげる事だって出来ないんじゃないかと僕は思います。自分がその苦しみを自分のものとして受け取っちゃったら、その苦しみを主観で見る事になっちゃうでしょうし、苦しいから冷静でなんていられないんじゃないかとも思います。なので、人の苦しみには出来るだけ入り込まない様にするって事はもの凄く重要な事だと思います。その為には、他人のものは他人のものと割り切って、人の苦しみとは出来る限り距離を取るって言う気持ちでいるといいんじゃないかと思います。でもだからと言って、その苦しんでいる人に何もしない方がいいかって言うとそんな訳でもなくて、その苦しんでいる人のそばにいて、その苦しみに寄り添ってあげるって事はしてあげた方がいいとは思います。でも、その苦しみは他人のものであるって冷静にとらえるって事は忘れない様にしておいて下さい。

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目の前に苦しんでいる人がいたら自分の周りに薄い膜があると思うといい
それではどの様にしたら、他人の苦しみは他人のものと割り切る事が出来る様になるのでしょう?これは僕がたまにやっている事なのですが、他人が目の前で苦しんでいるのを見たら、自分の周りに一枚の薄〜い膜があると思うといいんじゃないかと思います。で、なんとなく自分の周りにバリアがある様なイメージをして、その膜の外側(苦しんでいる人がいる側)とその膜の内側(自分がいる側)は全く別の世界なんだって心の中でひっそりと思っておくんです。これね、自分の想像の中での話なので実際に本当に膜がある訳ではないんですが、びっくりするほど効果があるから不思議なんです。たったこんな事だけで本当に他人の事は他人の事なんだって思える様になってくるもんだったりするんです。

まぁこれは完全に例え話の世界なので、別に膜でなくてもいいとは思います。他にもしかしたら有効なんじゃないかと思うのは、自分が幽体離脱している様な感覚になって、苦しんでいる人とそれを助けようとしている自分の両方を上から眺めている様な感じで、その状況を俯瞰て見るってのもおそらく効果があるでしょう。これに関しては、自分に合った方法を探していけばいいのだとは思いますが、1番大事な事は決してその苦しんでいる人の中に自分の意識を入れようとはしないって事です。そことは出来るだけ距離をとって、他人事として外からぼーっと眺めているって感じにするって事は絶対に忘れない様にしてみて下さい。それが苦しんでいる人を助ける事に絶対につながります。心を鬼にして人の苦しみは受け取らないように自分の周りに想像上のバリアを張る様にしてみて下さい(笑)。

まとめ
いかがだったでしょうか?人が目の前で苦しんでいるのを見た時は、誰だってその人に手を差し伸べてあげたいと思うんじゃないかと思います。その様な気持ちでいるって事はとても素晴らしい事だと思います。でも、ここで注意して欲しいのは、その誰かの苦しみを自分のものとして受け取る事だけは決してしない様にするって事なんです。じゃないと自分自身も苦しくなってしまって、その人を助ける所の騒ぎではなくなってしまう事もあるからなんです。

そうならない為にも、他人の苦しみとは出来る限り距離を取る様にするって事は忘れない様にして下さい。これは決して相手に冷たくしている訳ではなくて、苦しんでいる人を助ける為にはその様に他人の苦しみを外から眺める必要があるからなんです。その為には、自分の周りに想像上の膜を張ってみるといいと思います。そうする事で他人の苦しみとは距離を取る事が出来る様になりますし、その人の事を冷静に助けてあげる事が出来る様になるんじゃないかと思います。

ゆーすけ
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