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どーも、ゆーすけです。
突然ですが皆さんは、人を励ます時にはどんな言葉をかけていますか?まぁこれは時と場合によるとは思いますが、多くの人が「頑張れ」って軽い感じで声をかけたりするんじゃないでしょうか?まぁ僕もこの言葉を使って人を励ます事はよくあります。

でも、この「頑張れ」と言う言葉は注意して使った方が僕はいいんじゃないかと思っています。これは説明するのはちょっと難しいのですが、何かに挑戦しようとしてる人に「いってらっしゃい」に近いのニュアンスで「頑張れ」と言う感じの励ましであれば、僕は全然ありだと思います(この感じ伝わってますかね)。でもそうじゃなくて、辛くてギリギリの状態にいる様な人に「頑張れ」って言ってしまうのはちょっと危険な様気がしているんです。

だからと言う訳じゃないですが、人を励まそうとする時には出来る限り「頑張れ」とは言わない様にするのがいいのではないかと思います。場合によっては、この「頑張れ」はとてもいい励ましにもなるので絶対にやめた方がいいとまではいいませんが、この言葉を口癖のように使うのは少なくともやめておいた方が、僕は無難なような気がしています(結局どっちなんだって話ですよね。はっきりしなくてすみません)。

ここでは、なぜ僕がその様に考えているかについて簡単に解説してみたいと思います。
もくじ
時に「頑張れ」は人を追い込んでしまう事もある
まず初めになぜ僕が、「頑張れ」と言う言葉は慎重に使った方がいいと思っているかと言うと、この言葉は時と場合によっては、人を追い込んでしまう事もあるからなんです。えっ?励ましてるのに、人を追い込む?って思いますよね。その気持ちはとてもよくわかります。でも、これは結構よくある話だったりするんです。だって、もし皆さんが、もうこれ以上ないぐらい頑張っている時に「頑張れ」って言われたらどう思いますか?「マジかよ、これだけ頑張ってるのにさらに頑張れって言うのかよ」とか、「それって自分が頑張ってないって事を言いたいのかよ」とかって思ったりしませんか?そうなんです。この「頑張れ」と言う言葉は、頑張っている人に対してさらなる追い討ちをかけてしまったりもするんです。

まぁそれでも、これだけだったら、そこまでこの言葉は使う事に気をつけなくちゃならない理由にはなりませんよね。確かにそうなんです。気持ちを強く持てていて、こんな事を言われても怒りで返せるような人にはあまり大きな問題にはならないかもしれません。でも、逆に気持ちが弱っている人に、この言葉を投げかけてしまうと、どん底まで落ち込んでしまったりする事もある訳なんです。そして、これは僕が医学生だった時に習って、それ以来注意している事なのですが、この頑張れと言う言葉は、うつ病の患者さんには絶対に言ってはいけない言葉なんです。なぜかと言うと、この言葉を言うと、「こんなに頑張っているのにもうこれ以上頑張れない」と、彼らの気持ちをさらに落としてしまう事になってしまうからなんです。そして、最悪の場合、「頑張れ」と言われたうつ病の患者さんは自ら命を落としてしまう事にもなりかねないんです。

そう言う意味からも僕は、この「頑張れ」と言う言葉に対しては非常に慎重であるべきなんじゃないかと思っています。だって、いくら心が強そうで何を言われてもへこたれなさそうに見える人でも、心が傷ついていないとは限らないからです。例え、そう言う人がニコニコしていても、ギリギリの所で踏ん張っている可能性もあるからなんです。これは決して脅かしている訳ではないのですが、軽い気持ちの「頑張れ」が下手したらその人を踏ん張っている所からどん底に突き落としてしまう可能性もあるって事は決して忘れない様にした方が僕はいいんじゃないかと思っています。

人を励ます前には頑張っている事をきちんと認めてあげる事が大事
まぁ上に書いた様に人を励まそうとしている時に「頑張れ」って言葉を使う事には注意をした方がいいのは確かなのですが、人を励ます事自体は続けた方がいいとは思います。でも、「頑張れ」と言う言葉が人を追い込んでしまうのだとしたら、他の言葉でもそうなってしまったらどうしよう、なんて事も考えちゃったりするんじゃないでしょうか?確かに言葉を変えても、励ます為の言葉で人を追い込んでしまう可能性もありそうですよね。そんな事を考え始めたら、なんだか言葉で人を励ますのが怖くなってしまったりもするんじゃないかと思います。まぁ僕は実際はそこまで怖がる必要はないとは思いますが、人を言葉で励ます前には相手の頑張りをきちんと認めてあげるって事は助けになるのかな?って思っています。

これは僕の経験から感じている事なのですが、本当に辛い時って結構頑張っている事が多いんじゃないかと思います。でも、その頑張りが足りているのか、足りていないのかがわからないから、さらに辛くなっているって事もあるんじゃないかとも思うんです。そして、そんな時にまず最初に欲しいのは、励ましより(励ましがないよりある方が絶対にいいのは確かですが)も、自分が頑張っているって事を誰かに認めて貰う事だったりすると思うんです。誰かに「あなたは十分やってるよ」って言って貰って安心したいってのが心のどこかにあるんじゃないかと思うんです。それがない状態で励まされても「もしかしたら自分は頑張ってないから、そんな風にプッシュされているんじゃないか」って、その励ましの事を疑ってしまったとしてもおかしくはないんじゃないかとも思います。なので、僕は、人を励ます前にはその人が頑張っている事を認めてあげるって事も大切な事なんじゃないかと思っています。

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励ます時は「応援しているよ」の方が相手も受け取りやすい
で、相手の頑張りを認めた上で、それでもやっぱり相手を励ましたいと思えば、そこから相手の事を励ましていけばいいんじゃないかと思います。そして、その時には「頑張れ」と言う言葉を使う頻度は可能な限り減らしていくと僕はいいんじゃないかと思います(また繰り返しますが、絶対にやめた方がいいって訳ではないのは理解して下さい。「頑張れ」は決して悪い言葉ではないんです)。じゃあどの様な言葉を使って人を励ましていけばいいのかと言うと、僕がオススメしたいのは「応援しているよ」って感じの言葉なんです。

まぁこれは励ますと言うより、勇気づける感じが近いのかもしれません。なんか「頑張れ」だと、「結果出せ」みたいなニュアンスが隠れている様な感じがしますが、「応援しているよ」だと、「結果は気にしないよ」とか、「失敗しても大丈だよ」とかって感じが隠れている様な感じが僕にはするんです(もしかしたら、こう感じるのは僕だけかもしれませんが)。だから、なんとなく「応援しているよ」って言われた方が勇気を持ってチャレンジ出来る様な気がするんです。なので、もし「頑張れ」と言いそうになったら、「応援しているよ」って言い直してみるのもありなんじゃないかと僕は思っています。

まとめ
いかがだったでしょうか?人を励ます時には、何気なく「頑張れ」って言ってしまう事が多いんじゃないかと思います。でもね、この「頑張れ」って良い言葉ではあるけど、時に人を追い込んでしまったりもするんです。なので、「頑張れ」って人に言う時には出来るだけ慎重になった方が僕はいいと思います。可能であれば、この言葉を使う頻度は減らしていった方が無難な様な気もします。

そして、大事な事は、励ますばかりではなく、相手の頑張りをきちんと認めてあげる事です。それなしで励ます事が相手を追い込む事につながる原因の1つだったりするからです。で、相手を追い込む事なく励ますのにいいと思うのが「応援しているよ」って言葉なんじゃないかと思っています。もし良かったら、使ってみて下さい。

ゆーすけ
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