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どーも、ゆーすけです。
皆さんは、「自分が勝てそうだな」と思った時は徹底的に相手をやっつけたりした事ないですか?もう相手が2度と自分に立ち向かってこない様に完膚なきまでに追い詰めたって事ないですか?
特に相手が凄く嫌な奴だった時とかこんな風にしちゃったりしますよね。その気持ちとてもよくわかります。特に凄く嫌な奴だからこそコテンパンにしちゃいたくなりますよね。
でもね、僕はこの相手に逃げ場がないぐらい相手を追い込んでやっつけるってなんとなく危険な気がしているんです。確かに、徹底的に叩いておけば、その場は反撃されないかもしれません。でも、確実に恨みは買います。そして、もし相手が立ち直ってしまったりしたら、絶対に復讐されると思うんです。
じゃあまた返り討ちにしてしまえばいいじゃないかって思うかもしれません。でも、一体いつまで返り討ちにし続ける事が出来るのかわかりません。その度に憎悪は倍増されていくんじゃないかと思います。そうしたら醜いほどの復讐をされる様になるんじゃないでしょうか?
だからと言う訳じゃないですが、例え相手がどんなに嫌な相手であったとしても、相手をコテンパンにして勝つのはやめた方がいいと思うんです。どんな相手にもある程度の「逃げ道」は用意してあげておいた方がいいんじゃないかと思うんです。
もくじ
例え相手をコテンパンにしたとしても勝ったと思っているのは自分だけ
これは結構ありがちな事だと思うのですが、相手をコテンパンにした時って多くの場合相手に対して「参ったか」的な感じでわざわざ負けを認めさせようとするんじゃないかと思います。相手に「参った」と言わせれば、自分の勝ちが明らかになってもう相手は立ち向かってこないんじゃないかと思いますよね?
でもね、この状態で勝っていると思っているのは自分だけだったりするんです。皆さんも自分がこの状況で「参った」って言っている状況を想像してみて下さい。たぶん口では「参った」とは言っているけど、気持ちの中では「何くそ」って思ってたりすると思うんです。そして、早くこの状況が終わって欲しいから「参った」と口に出してるだけだったりしませんか?で、決して負けたとは思ってないと思うんです。そして、そんな風に「参った」まで言わされてる様な状況だったら「いつか絶対に復讐してやろう」って思うんじゃないでしょうか。
でも、「参った」を言わせている方は、相手が本当に降参したと思って悦に入ってしまったりするんです。で、またこれが相手の復讐心を煽ってしまったりして。
そして、特に気をつけた方がいいのは、自分が正しいと思っている時です。人は自分が正しくて、相手が間違っていると思っている時は、その自分の正義で相手を完膚なきまでに叩きがちにります。そして、自分は正しい事をしているから、相手には何をやってもいいと思ってしまったりするんです。そう言う事をされた相手は絶対に覚えていますし、絶対にやり返そうとしてきます。
なので、どんなに自分が正しかろうが、どんなに相手が嫌な奴であろうが、自分が勝ちそうだなと思った時には徹底的に勝とうとはしない方がいいと思うんです。相手にわざと負けたりする必要はないですが、ほどほどの勝ちに止めるってのが大事なんだと思います。
コテンパンに追い込まれた相手はとんでもない事をしてきたりする
で、相手をコテンパンに叩きのめすと、やり返されるってのはわかって頂けたと思いますが、問題はそこだけに止まらないんです。それはどう言う事かと言うと、ただやり返されるだけなら、まだ対応のしようもあるかもしれませんが、こうやって逃げ場もなくコテンパンにされた人って時々予想外のとんでもない事をしてきたりするから注意が必要です。
「窮鼠猫を噛む」ではないですが、誰だって追い込まれたら思いもよらないとんでもない事をしてしまったりするんじゃないでしょうか。
これはちょっと例えがあってないかもしれませんが、小さい頃に普段はとてもおとなしかった同級生が、何かで逃げ場がないくらい追い込まれて、最終的には切れてハサミを持って周りに殴りかかっていったのを見た覚えがあります。あまりに昔の事なので、何が原因だったとかまでは覚えていないのですが、その時の狂気は今でも心の中に残っています。
こんな感じで、誰だって極限まで追い込まれたら、狂気に走ってしまう可能性はあると思うんです。こう言う意味からも、僕はどんな相手の事もコテンパンに叩いて追い込んでしまうのはやめた方がいいと思うんです。
繰り返しますが、人を徹底的に叩いて気持ちがいいのはやってる方だけなんです。やられた方は「負けました、すいません」って事には絶対にならないんじゃないかと思うんです。どちらかと言うと、「絶対に許さない」って気持ちになってしまうんじゃないかと思うんです。
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何があっても、どんな相手でもある程度の「逃げ道」は用意してあげておいた方がいい
で、相手の事はコテンパンに叩かないとして、対応としてはそれだけでいいのでしょうか?まぁまずはどんな人の事も極限まで追い詰めないって事は大切です。そして、出来る事ならある程度の「逃げ道」ってのは用意してあげておくといいと僕は思います。
例えば、自分が正しくて、相手が間違っていると思った時なんかは、「自分が間違っているのわかってる?」みたいな感じでどんどん追い詰めるのではなくて、ある程度の所で自分で「ごめんなさい」が出来る様に導いてあげるって感じです。
で、相手が「ごめんなさい」をしてきたら、もうそこでおしまいししてあげるといいと思います。時々相手が「ごめんなさい」をしてきているのに「わかったか」みたいに追い込んでいく人もいます。それじゃあ結局ギリギリまで追い込むのと同じ事になってしまいます。
別に相手を許すとかは必要はないとは思います。でも、「ごめんなさい」を言ってきている人の事にさらに追い討ちをかける必要もないんじゃないかと思います。要は、自分が正しくて、自分が勝ったとしても勝ち誇る必要はないって事です。
勝ち誇って相手を見下した瞬間に、あなたは相手から恨まれる存在になってしまうんです。せっかく勝ったのなら、普通は気持ちよく終わらせたいですし、相手からも恨まれたりはしたくないと思うんです。その為には相手に逃げ道を用意してあげてガス抜きをさせてあげるといいと思うんです。
そして、その方が相手も自分の負けを認めやすくなるんじゃないかと思います。 絶対に逃げ場を奪わない様に気をつけた方がいいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?特に嫌な奴相手だったりすると、相手にただ勝つのではなく、もう2度とこちらに立ち向かってこないぐらい徹底的に叩きたくなる衝動ってあると思います。でも、それって勝っている様で勝っていないんじゃないかな?って僕は思うんです。確かにその1回は勝ったのかもしれません。でも、必ず恨みを買って仕返しを食らう破目になると思います。
そして、こう言う相手は追い詰めれば追い詰めるほど、予想外の方法で仕返しをしてきたりします。なので、まずはどんなに自分が正しいと思っていようが、どんなに相手が嫌な奴であろうが、極限まで追い詰めて勝とうとしない事です。そして、相手が自分から負けを認めやすくなる様にある程度の「逃げ道」はちゃんと用意しておいてあげるって事が大切だと思います。これだけは頭の片隅にでも置いておいて下さい。
ゆーすけ
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