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どーも、ゆーすけです。
皆さんは、誰かになんかちょっと嫌な感情を持ってイライラしていたりする時に、「まぁまぁ、あの人は根はいい人だから」って周りの人に言われた事ってないですか?
で、そんな事を言われると「これってもしかした自分が悪いのかな?」って思ったりしちゃいますけど、これ言われてもなんかしっくりこなくないですか?僕はこれを聞いても「あーそうか、根がいいならしょうがないかぁ」とはどうも思えないんです。
周りの人はその人の事をフォローしているつもりなんでしょうが、これってなんかフォローになっていない様な気がしないでもないんです。ただなんとなく「あんまりいいやつではないけど、こっちがなんとか我慢しろ」って押し付けられているだけの様が気がするんです。
まぁだからと言う訳じゃないですが、誰かが「あの人は根がいいから」って言ってきたとしたら、その人の事はちょっと注意して見ておいた方がいいんじゃないかと思うんです。
もくじ
「根がいい人」は大抵の場合「いい人」ではない
まぁまずそもそもの話なのですが、「根はいい人」って言うのは本当に「いい人」なのでしょうか?大体この「根はいい人」って言葉が出てきている時点で、何か悪い事(もしくは人を傷つける様な事)をしている訳ですよね。
これって何かワイドショーで、犯罪を犯した人に対して周りの人にインタビューをした時なんかによく聞かれますよね。「あの人は根はいい人だったんですよ」なんて(笑)。でもね、僕は思うんですけど、「根はいい人」って本当は悪い人なんじゃないかと思うんです。でも、それを直接「あいつは悪いやつだよ」ってみんな言いたくないから、なんとなく濁して「根はいい人」って言っているんじゃないかと思うんです。
で、たぶんそうやって言ってる人のなんとなくは、その人の事をいい人ではないと思ってますよね。だってそうでなければ「「根」はいい人」なんて言いませんよね。「根」なんてつけないで、単純に「いい人」って言えばいいだけの話ですもんね(笑)。
でね、さらに言ってしまうと、この手の人って「根」も腐ってる場合が多いんじゃないかと思います。だって、本来の根っこはいい人なのに、悪い事をする人ってそうそういないんじゃないかと思います。
だからと言う訳じゃないですが、誰かが「あの人は根はいいんだけどね」って言ってきたら、「あーあの人はあまりいい人(もしくは悪い人)ではないんだな」って思っておくといいと思うんです。決して、「もしかしたら自分が相手の事を理解出来てないだけで、本当はいい人なのかもしれないな」なんて思わない方がいいと思います。
本当にいい人は根だけがいい訳じゃない
ではなんで、「根はいい人」ってのはいい人ではないのでしょう。「根はいい人」って言っている時点で、普段はあまりいい人ではないって意味がそこには隠れているんじゃないかと思います。それって目に見えている部分はいい人ではないって事ですよね。その人の幹や茎や枝や葉っぱはいい人ではないって事ですよね。
でも、それって本当にいい人なんでしょうか?僕にはどうもそうは思えないんですよね。例えば、普段は周りに迷惑かけまくっている柄の悪い不良が、たまに良い事をすると、それが美談になって取り上げられたりしますよね。それで、本当はこの不良は心が優しいいい人だったんだ、なんてなったりした時に、僕はちょっと違和感を感じるんです。だって今までは悪い事してたんですよね。
もしくは、ネズミ小僧の話なんかもそうなんです。なんか悪い人からお金を奪って、お金がない人に配るって、確かに夢がある様な話なんですが、もう窃盗している時点で悪い人ですよね。お金を奪われた側からしたら確実に悪人ですよね。
確かにある一面では良い事をした事は認めます。そして、根っこの部分に少しはいい部分があるのでしょう。でもだからと言ってこれがいい人につながるかって言ったら、僕にはちょっと疑問が残るんです。何もいい事をする事がない完全な悪人よりは、ちょっとマシって言うぐらいなもんで、「根」はいいから、いい人ってのはどうしても納得出来ないんです。
まぁだからと言って、その人たちがこれから改心して悪い事をしないようになると言うなら話は別です。でも、悪い事をし続けるけど、たまに見せるいい人の面でそれが帳消しになるってのはちょっとおかしいんじゃないかと思うんです。まぁこれに関しては賛否両論あるとは思います。でも、やっぱり僕には「根はいい人」ってのが「いい人」とは思えないんです。どちらかと言うと、「もしかしたら悪くない人」もしくは「いい人になる可能性がある人」ぐらいのもんなんじゃないかと思います。
基本的にはいい人ってのは、普段からいい人なんだと、僕は思います。完全に清廉潔白である必要はないとは思います。でも、普段から人には敬意を持って接したり、他人の事を丁寧に扱うなどの誠実さは持っているもんなんじゃないかと思うんです。
要は、いい人ってのは、根だけじゃなくて、幹も茎も枝も葉っぱもいい人なんじゃないかと思います。
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「根はいい人」からは距離を取る
では、周りから「あの人は根はいいから」って言われている人を見たらどうしたらいいのでしょう。もうそれは単純に深く関わらないって事なんじゃないかと思います。常に関わらなくていい関係なら、基本的には逃げて仕舞えばいいんだと思います。だって、普段は悪い人の側にいてもなんもいい事なんかないんじゃないかと思います。
それでも、どうしてもそう言う人と関わりを持たなきゃならない状況ってありますよね。簡単には逃げられない関係の場合は、なるべく距離を取るしかないんじゃないかと思います。接触を必要最小限にして、接触しなくてはならない時には、もうこの瞬間だけは関わらざるを得ないと割り切って付き合っていくしかないんじゃないかと思います。
でも、これらは誰か他人に「あの人は根はいいから」と言われた時の話なのですが、時には今まで仲良くしていた人の事も「あの人は根はいいから」と言って無理して付き合いを続けているなんて事もあったりするんじゃないかと思います。昔はいい人だったけど、変わったちゃったなぁなんて思っている友人なんかもいるんじゃないかと思います。
もうこんな感じになってしまったら、ちょっと残念かもしれませんがその友人とは離れる時期なのかもしれません。昔の良かった時の事を「根はいい」と無理矢理に思い込んでまで付き合っていく必要はないんじゃないかと思うんです。そして、昔の友人と永遠に友情が続かなくてもそこまでがっかりしなくてもいいんじゃないかと思います。なんだかんだいって、付き合う友人なんかは人生のステージで変わっていくもんなんじゃないかと思うからです。
まとめ
いかがだったでしょうか?時として、自分があんまりいい人じゃないなぁなんて思っている人に対して周りが「あの人は根はいい人だから」なんて言ってその人の事をフォローしてくるなんて事もあるんじゃないかと思います。でも、なんとなくこの言葉には違和感がありますよね。たぶんそれは正しいです。例え「根はいい人」であったとしても、おそらくその人は本当の「いい人」ではないからです。どちらかと言うと「悪い人」である可能性が高いからです。
なので、基本的には「根はいい人」と言われている人とは深い関わりを持たない様に気をつけた方がいいと思います。もしかしたら「いい人」なのかな?と思って付き合ってみてもおそらく大抵の場合はその期待は裏切られる事が多いと思うからです。
なぜかと言うと、本当に「いい人」って言うのは普段から「いい人」だからです。普段はそうでもないのに、なんか特別な時だけ「いい人」ってのは、「いい人」とは呼ばないと思うからです。「いい人」ってのは、根も幹も茎も枝も葉っぱも全部いいはずなんです。
ゆーすけ
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