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「それ前にも言ったよね」なんて言わない方がいい

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どーも、ゆーすけです。

皆さんは、何かを習っている時に1回で覚えられる方ですか?まぁ僕はそんな事無理です。ちゃんと習得出来る様になるまでには何回も繰り返しが必要です。これってたぶん普通のことなんじゃないかと思います。

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時には独学で学ばなきゃならないなんて時もありますが、仕事場や学校なんかの場合、基本的に誰かに教えてもらう事になりますよね。で、物覚えが悪くて何回も質問しちゃったりするとなんか申し訳ない気持ちになってしまったりしますよね。

そんな時に「それ前にも言ったよね」なんて言われたら、どんな気持ちになりますか?なんか罪悪感を感じて、もうこれ以上聞きにくくなっちゃいますよね?

では、逆の立場だったらどうでしょう?教えている立場で、何度も同じ事を聞きに来られたら。「ちっめんどくせーなー」なんて思ってしまったりするんじゃないかと思うんです。それでつい思わず嫌味のつもりで「それ前にも言ったよね」って言ってしまう事ってあると思うんです。

これね、これまでいろんな人を指導してきた立場から言わせてもらうと「それ前にも言ったよね」って言った所で何1つ上に示した様な状況に関わる問題を解決しないんです逆に状況を悪くしてしまう事が多いんじゃないかと思うんですだから、出来ればどんな状況であっても「それ前にも言ったよね」って言葉は言わない方がいいと思うんです

何回も聞いてくるって事は、必ずしも聞く側に問題があるとは限らない

まず大前提として、中には覚える気もなくて何度も何度も繰り返して聞いてくる人がいるってのも確かです。でも、ここではそう言う人の事を想定して話している訳ではないって事は理解しておいて下さい。

そして、教える側の人に伝えておきたいのは、上に書いた様な人でなくても、世の中には覚えるのにもの凄く時間がかかる人がいるって事です。こう言う人は一生懸命教えてくれた事をちゃんと出来る様に頑張っているのに、なぜだかすぐに工程を覚えたり、コツを覚えたり出来ないのです。

で、教える側はこの手の人に対しての教え方を想定していなかったりするんです。基本的にすぐ覚えてくれる人を想定した指導の仕方をしていたりするんです。それが悪い事だとは思いません。教え方をわざわざあまり簡単には覚えられない人に合わる必要はないと思います。でも、自分が教える人の全てが要領がいい訳でもない事は知っておいた方がいいって感じです。

これは教える方に問題があるって言いたい訳ではなくて、簡単に理解して教えた事をすぐに実行する事が出来ない人に出会ってもそこまで怒らないでいて欲しいって感じなんですそして、そう言う人にはどうやって教えていけばいいかってのを考えていて欲しいって事なんです

で、出来れば「それ前にも言ったよね」とは言わずに、何度でも聞ける様な環境を作っておいてあげて欲しいんです。まぁ最初にも書いた、初めから覚える気もない人に対してはそこまでしなくてもいいかもしれません。でも、一生懸命頑張っている人まで追い詰めないでいて欲しいんです。

まぁ確かに何度も何度も同じ事を聞かれたら、ムッとする事はあるかもしれません。でも、そこは心をちょっと広く持ってその人がわかるまで何度でも付き合ってあげるのが僕は人を教えるって事なんじゃないかと思っています(まぁ若干理想論過ぎるって所もあるのは認めますが)。

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「それ前にも言ったよね」は基本的に問題を悪化させる

まぁそれでも何度も何度も同じ事を聞かれたら頭にくる事もありますよね。その気持ちは痛いほどわかります。でも、それでも僕は「それ前にも言ったよね」は言わない方がいいと思うんです。

でもそれを言ったら、相手が聞きに来なくなったので、「それ前にも言ったよね」にはそれなりの効果があるっておっしゃる方もいるかもしれません。でも、それは実は問題解決には一切繋がっていないんです。

確かに自分が邪魔されないって問題解決には繋がっているのかもしれません。でも、まず聞きに来なくなったからって、相手が勝手に自分で出来る様になるって事は絶対にないんです。だって、わからないから何度も聞いてくれているんです。もし、自分で自力で解決出来ているなら最初からそこまで質問も多くないなずなんです。

まぁまだそれだけだったらいいのですが、「それ前にも言ったよね」は相手を追い込む可能性があるって事も知っていた方がいいと思います。で、追い込まれるとどうなると思いますか?いろんな事を隠し始めるんです。

そう言う風に何度も聞いてしまう人って意外とちゃんと自分で相手に対して何度も聞いてしまって申し訳ないとは思っているんですそこに対して「それ前にも言ったよね」って言われてしまうと、「あーもうこの人には聞いちゃいけないんだぁ」ってなってこれ以上教えてくれる人に話しかけるのが怖くなっちゃうんですそうすると、わからなくても聞けなくなるし、失敗しても知らせてくれなくなるし、問題が起きても隠す様になってしまうんです

おそらく教える側にとっては、これが1番痛いんじゃないかと思います。自分がコントロール出来ている範囲で起こった問題ならなんとか対処も出来ると思いますが、上手くやってくれていると思っていた所で大問題が発生していて、それについて報告が上がって来ないって対応に苦しむんじゃないかと思うんです。

確かにこれは報告して来なかった相手が悪いのかもしれません。でも、それを報告しにくい状況にしてしまったのは教えている側にも問題はないとは言えないんじゃないかと思いますだからと言う訳じゃないですが、やっぱり「それ前にも言ったよね」って言葉にして相手を追い込もうとするのはしない方がいいんじゃないかと思うんです

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聞きにくる頻度を減らす為の工夫をするのは大事

で、こう言う話をすると「それじゃあ何度でも聞きに来いって言えって言うのか?それじゃあ自分の時間が搾取されるだけだ」って言う意見を頂く事もあります。それに対しての僕の答えとしては、「ただ何もせずに何度でも答える」って事はしなくてもいいんじゃないかとは思っています。聞きにくる頻度を減らす様な工夫はした方がいいとは思います

まず最初にやれる事は相手にメモを取ってもらうって言う事です。基本的に一生懸命やっている人はメモを取っている事が多いのかもしれませんが、もしかしたらまとまりがなくメモを取っている場合もあります。少しメモの中身を見てどこがキモなのかをちょっと教えてあげるとか、ちょっとした大事なポイントは紙に書いて渡してあげるとかしてあげると少しは覚える(もしくは仕事が手につく)スピードが速くなるかもしれません。

そして、次にやってみてもいいかなと思うのは、その教えている事についての細かいプロトコールの様なものを作って渡してあげるって事でしょうか?まぁこれに関しては教えている最初の段階で用意されている場合もあるのでなんとも言えませんが、もしその様なプロトコールがない場合は考慮に入れてもいいのかもしれません。

こんな感じで口頭だけで伝えるだけじゃなくて、手元に置いておける教科書みたいなものを一緒に作ってあげるとわからない部分を聞きにくる頻度は少なくなるのではないかと思います。

まとめ

基本的に人にものを教えるってとても難しい事だと思います。で、みんながみんな同じ様に要領よく教えた事を覚えてくれるのが理想ですが、現実はそうはいきません。人によって学ぶスピードってのは確実に違います。でも、それは何も悪い事ではないと思いますし、僕は教える側が習っている側に対して怒っていい理由には全くならないと思います

で、自分が仕事がどんどん出来る様になって違う役割を担う様になってくると必ず自分の仕事を他人に下ろさなきゃならない日は来ます。そんな時には、どんなに忙しくても「それ前にも言ったよね」って言葉はかけない方がいいと思うんです。言われた方が萎縮しますし、場合によっては起こった問題をあなたに伝えてくれなくなります。おそらく上に立つ立場としては、それが1番嫌な事なんじゃないかと思います(好んで聞きたい話ではないですが、少なくとも僕はこの状態が1番困ります)。

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だからどんな事でも指導する側に言いやすい環境を作ってあげる事って事がとても大事なんだと思いますその為にもどれだけ聞かれようと「それ前にも言ったよね」とは言わない方が僕はいいと思っています

ゆーすけ

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ゆーすけ
アメリカ在住のがんの研究してる人です。自分の経験を元にした「よりよく生きるためのヒント」を発信し、読む人の心を少しでも軽くすることを目指しています。
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