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他人の「悪気はなかった」は信用しなくていい

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どーも、ゆーすけです。

皆さんは、誰かに傷つけられた時に「ごめん、悪気はなかった」って謝られた経験ないですか?これ、もの凄くよく聞くいい訳じゃないかと思います。御多分に洩れず、僕もこうやって謝られて事は何度もあります。

でもね、僕はこうやって謝られる事になんか違和感を感じるんです。まず、これは僕だけが感じている事なのかもしれませんが、なんとなく本気で謝られている様に感じないんです。そして、なんとなくこちらが許さなきゃいけない感じに向こうに言いくるめられているような感覚にも陥るんです。

こんな感じなので、向こうがこちらに対して何かやらかしているくせに「悪気はなかった」って言ってくる人はあんまり信用しない方がいいんじゃないかと思っているんです

悪気がなかったはやらかした方が言うセリフではない

まず、「悪気はなかった」に感じる1番最初の違和感は、それって本当に何かやらかした方が言う事(もしくは言える事)なのかな?って事です。これって「わざとじゃないよ」とか「冗談だよ」とかにも通じるものがあると思うんですが、「悪気がない」とか「わざとじゃない」とか「冗談」とかなら何をやっても、何を言ってもいいって言っているようなもんじゃないかと思うんです。

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これってね、言ってる方は「上手い事言い訳できそうだな」って思うかもしれませんが、言われてる方が本当に違和感しか感じません。マジで自分から「悪気はなかった」ってのは言わない方がいいと思います。そんなことより、自分の気持ちがどうだったとかの言い訳は一切やめて心から「ごめんなさい」をすればいいんだと思います。まぁ何かやらかした時はまずはそこからなんじゃないかと思うんです。

そして、もうこちらが「ここまで謝られたらちょっと申し訳ないな」とか「こんなに謝ってくれるんだからもうそろそろ許してあげてもいいかな」とかって思った時に、やられた方(もしくは謝られている方)が相手に気を使って慰める為に言うのが「悪気はなかったんだよね?」なんじゃないかと思います

まぁこんな感じで、相手に悪気があったのか、それがわざとだったのか、それが冗談なのかとかを決める権利があるのはされた方にしかないんじゃないかと思います。僕は、やった方、言った方には自分のした事に「悪気」があったかどうかを決める権利は1ミリもないと思います。だから、やらかした方が「悪気はなかった」と謝ってくるのはどうも納得がいかないんです。

だからと言う訳ではないですが、もし皆さんが何か他人に対してやらかしてしまった時は、例えそれが本当に無意識で悪気がなかったとしても「悪気がなかった」って言う言い訳は絶対にしない方がいいと思います。そうやって自分の保身に走るよりも、誠心誠意謝った方が相手に気持ちも伝わるんじゃないかと思います。そしたらもしかしたら「悪気なかったんだよね?」って聞いてきてくれるかもしれません(笑)。

悪気はなかったと言われても罪悪感を感じる必要はない

で、やらかしたくせに「悪気はなかった」と言ってくる人は、基本的に自分は悪い事をした意識がないんじゃないかとも思います。だって、その「悪気はなかった」の中には、「どうしてこちらが悪い事したように捉えるの?」みたいなニュアンスが含まれている感じがどうしてもしてしまうからなんです。まるで、傷ついたり、怒ったりしている側が悪いって言ってるような匂いがプンプンしてくるからなんです。

これってやっぱりなんかおかしいと思いませんか?だってやらかしたのはあっちですよ。なんでやられた側のこちらが悪い感じに仕向けられているんですか?こうやって相手は、自分の罪をなんとかこちらになすりつけようとしているんです。

だから、「悪気はなかった」ともし相手が言ってきたとしても、「悪気がないならもしかして怒ってる自分がおかしいのかな?」とか絶対に思わないようにして下さい。彼らの狙いはこちらに罪悪感を植え付ける事なんです。そうやって何も悪い事をしていない、された側に罪の意識を植え付けて、自分のやらかした事をうやむやにしようとしているだけなんです。

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だから、もし相手が「悪気はなかった」と謝ってきたら、「悪気がないなら可哀想だな」とか「悪気がなかったのならなんか申し訳ないな」とか思わない様に気をつけた方がいいと思いますそして、心を鬼にして「はぁ何言ってんの?」と心の中で思って、罪悪感を感じない様にした方がいいと思います

だって、何度も言いますが、やらかしたのは向こうなんです。許すも許さないも決める前に自分が申し訳なく思う状況ってなんかおかしいんです。だから、絶対に相手のコントロール下におかれない様にした方がいいと思うんです。この事はどうか頭の片隅にでも置いておいて下さい。

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悪気がなかったは嘘

そして、僕は思うんですけど、「悪気がなかった」って言ってる人って絶対に悪気があったはずなんです。結論から言うと「悪気がなかった」って言うのは嘘なんじゃないかと思うんです。基本的に悪気もなくてそんな事が出来るのは、よっぽどの天然の人か、よっぽどの悪党だと思います。

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で、どちらの場合も何かやらかしてしまった時に「悪気はなかった」とは言ってこないんじゃないかと思います。まず、天然の人の場合、この手の人は基本的に空気を読まない事が多いので、相手の事を傷つけてしまった事にすら気がついていない可能性もあります。そして、この手の人の行動は悪気があったとか、なかったとかの外側にある様な気がします。だから、この手の人が「悪気はなかった」なんて言ってくる事もない気がします。

一方、もし本当に悪気がなくて平気で人を傷つけたり、平気で怒らせたりする様な事が出来るなら、それはちょっとした悪人なんじゃないかと思います。で、そんな人が自分から「悪気はなかった」と言ってくる様な事もないんじゃないかと思います。だって、そう言う人は相手に対して悪い事をしたって意識がないんですから。

その反対で、「悪気はなかった」って言ってくる人って、自分が悪い事をしたってわかってやってる事が多いと思いますし、悪い事をしたってわかっているから敢えて「悪気はなかった」と言って自分を正当化しようとしているんじゃないかと思います。

だから、やっぱり「悪気はなかった」と言い訳してくる人は、悪気はあったんだと思います悪気があったらかこそ「悪気はなかった」と謝っているんじゃないかと思います

まとめ

時に傷つけられたりした時に「悪気はなかった」と言い訳してくる人に遭遇します。でも「悪気」がなければ何を言ってもいいとか、何をやってもいいとか理由には全くならないと思います。基本的には、そんな言い訳する前に誠心誠意謝るべきだと思います。

で、そうやって「悪気はなかった」と言う人は、自分が悪い事をしたのもわかっていますし、おそらく悪気を持っていろいろ言ったり、やったりしていると思います。で、その言葉を用いる事で、相手に罪悪感を感じさせ自分の罪をするつけようとしているんじゃないかと思うんです。だからと言う訳ではないですが、もし誰かが「悪気はなかった」と謝ってくる事があるとしたら、その人の言葉は信用しない方がいいです。たぶんその人は本気で謝るつもりはないです。

ゆーすけ

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ゆーすけ
アメリカ在住のがんの研究してる人です。自分の経験を元にした「よりよく生きるためのヒント」を発信し、読む人の心を少しでも軽くすることを目指しています。
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