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無理やりポジティブになんかならなくていい

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どーも、ゆーすけです。

どんなにネガティブな人だって、ずーっとネガティブでいたい訳ではないんじゃないかと思います。出来ればポジティブになれたらいいなぁなんて思っているんじゃないかと思います。

で、巷では「物事には良い面も悪い面もある。だから、探せば良い面は必ず見つかる。そして、良い面だけを見る様にしよう。」なんて感じの考え方が唱えられていたりします。

まぁね、その考え方もわからないでもないんです。確かにそれだったらポジティブになれると思うんです(てか物事の良い面だけ見てたら、ポジティブにならざるを得ない気がします)。

でも、本当に常にポジティブでいるのが良い事なのでしょうか?僕にはなんとなくそんな風には思えないんです

ポジティブで塗り固めてもネガティブが解決したって事じゃない

まず、常にポジティブでいるってなんか良い事の様に言われていますが、僕は逆に結構辛い事なんじゃないかと思います。どんなに明るい人にだって、心が強い人にだって、辛い事や悲しい事は起こります。落ち込む時だって、納得出来ずにイライラする時だって、あると思うんです。で、常にポジティブでいるってそのちょっとした負の感情に蓋をしてしまおうって感じにも聞こえなくもない気がするんです

まるで、笑顔の能面をかぶって周りには笑っている様に見えるけど、その面の下では泣いているって感じがするんです。で、その面を取っても取っても、後から後から笑顔の面が出てきて、絶対に泣き顔が周りには見えない様にしているって事もあるんじゃないかと思うんです。

それってちょっと辛くないですか?なんか無理してるって感じがしませんか?

だから、僕は常にポジティブな面なんか探さなくてもいいんじゃないかと思うんです。「大丈夫、大丈夫」と自分の辛さや悲しみを隠すのではなく、「だいじょばない」なら「だいじょばない」とちゃんと言えるって事が大事なんだと思います。

だって、どんなにポジティブで周りを塗り固めてもその内側にあるネガティブが解決してどこかにいっちゃうって事はないんですから

どっぷりネガティブに浸る事も必要

じゃあ、「だいじょばない」時は、落ち込んでてもいいの?ポジティブにならなくていいの?って思いませんか?それに関しては、ネガティブでいいんだと思いますそんな時にまで、無理して明るく振る舞わなくてもいいんだと思いますもうどっぷりネガティブに浸ればいいんだと思います

そうやって「今自分はネガティブは気分なんだな」「今自分は落ち込んでいるんだな」と認めてあげるって事はとても大事な事だと思います。じゃないと自分の辛さや苦しみはを消化する事はできません。

そして、もし必要なら、無理に笑顔なんか作らず、泣いてみてもいいんだと思います。自分が納得するまで、しっかり心を泣かせてあげればいいんじゃないかと思います。

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で、ここで1つ大事な事は、どっぷり浸って感情を解放する事で、その悲しみ、辛さを吹っ切るって事です。そして、その悲しみ、辛さをいつまでも引きずらないって事です。ネガティブな時はあってもいいけど、ずーっとネガティブではいない様にするって事です。

辛い時ほど感情を出した方がいいどーも、ゆーすけです。 アメリカで研究者をしています。ここでは何度も書いていますが、自分のミスで自分の研究室を潰しそうになります。...

でも実際は、そんな簡単に吹っ切る事は出来ないかもしれません。でも、ちゃんと自分の感情を認めて悲しみ、辛さに向き合っていきさえすれば、ゆっくりとではあるとは思いますが、少しずつ前に進んでいける時はやってくるんじゃないかと思います。

そう言う事をしないで、ただひたすらにポジティブになってそれらの感情を隠していたとしても、辛さ、悲しみは心の奥底でくすぶり続けるだけなんじゃないかと思います。

だからと言う訳じゃないですが、やっぱり常に無理やりポジティブになろうとしなくても、僕はいいんだと思っていますネガティブな時は、ネガティブでいいんじゃないかと思っています

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少しずつネガティブを減らせばいい

でも、そうやってネガティブに浸ったとして、そこからどうやって立ち直っていったらいいのでしょう。ネガティブがおさまった所でポジティブに移行していけばいいのでしょうか?確かにそれも一理ありますが、僕はそれでもやっぱりポジティブを前面に押し出していくってのは控えた方がいい様な気がします。

じゃあどの様にポジティブとネガティブのバランスをとっていけばいいのかと言うと、僕はポジティブを増やしていくと言うよりは、ネガティブ自体を減らしていくのがいいんじゃないかと思っています

どう言う事かと言うと、ポジティブを多くして、明るく振舞う事で落ち込まない様にするのではなくて、例え多少ネガティブになったとしても、それをパッと手放して、ネガティブでいる時間を少なくしていくって言う感じなんです。

で、なるべくフラットに近い感じでいるのがいいんじゃないかとも思っています。そして、出来る事ならちょっとだけポジティブを多めにしておけばいいんじゃないでしょうか。

イメージとしては、90%ポジティブで10%ネガティブを目指すのではなくて、49%のネガティブで51%がポジティブって状態を目指すのがいいのではないかと思っています

ポジティブでなくてもいいが楽観的ではあった方がいい

で、ここまで話してきた感じだと、僕が「前向き」である事に対してなんか否定的なんじゃないかと思った方もいるかもしれません。だって、ひたすらポジティブでない方がいいって言いまくっている訳ですから。

でも、僕は、そうではなくて、基本的には「前向き」でいた方がいいとは思っています。でも、ポジティブって言うのは、僕の中ではなんか無理やり前に向かって進もうとしている感じがするんです。でも、それの何が悪いんだって思いますよね。確かに前に向いている事は大事です。

でも、無理に前に進んでいかなくてもいいんだと思っています。後ろに下がらなきゃならない時もあるし、その場で立ち止まった方がいい時もあるんじゃないかと思うんです。そう言う事は否定しない方がいいと思うんです。なんか僕にとってはポジティブ思考とかポジティブでいるって事がガンガン前に進もうって感じに見えてしまうんです。

でも、僕は、前に進もうが、後ろに下がろうが、出来るだけ多くの時間前を向いてさえいればいいんじゃないかと思うんです。それが、前向きであって、楽観的って事なんじゃないかと思うんです。

まぁなんか抽象的でわかりにくいかもしれませんが、なんかそんな感じなんです。ポジティブでいる必要はないけど、楽観的ではあった方がいいって言うのが僕の理想的なイメージなんです。

まとめ

いかがだったでしょうか?世の中には「ネガティブ」が「悪もん」で「ポジティブ」が「良いもん」ってイメージがはびこっているんじゃないかと思います。だから、なんとなく「ネガティブはやめて、なるべくポジティブで行こうぜ!」なんて言葉が多く聞かれるんじゃないでしょうか。

でも、僕は「ネガティブ」でいる事も決して悪いもんではないと思っています。時には、どっぷりネガティブに浸って落ち込む事も人には必要だと思います。でも、悲観的になって、ネガティブな感情をずーっと引きずるのではなく、パッと手放していける様にするのがいいのではないかとも思います。

そして、無理やり明るく振舞う必要もないですが、最終的には「なんとかなるさ」って感じの楽観主義でいるってのがいいのではないでしょうか。そこまでネガティブでもなく、そこまでポジティブでもなく、ほどほどに楽観的ってのが1番いい様な気がします。ただなんとなくそんな気がします。

ゆーすけ

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ABOUT ME
ゆーすけ
アメリカ在住のがんの研究してる人です。自分の経験を元にした「よりよく生きるためのヒント」を発信し、読む人の心を少しでも軽くすることを目指しています。
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