スポンサーリンク
どーも、ゆーすけです。
皆さんは誰かのために何かをしてあげたいと思った時はどの様な気持ちでそれを行う様にしていますか?
おそらく「自分がして欲しくない事は相手にはしない」とか「自分がして欲しい事を相手にもする」とかって言うのが普通なんじゃないかと思います。
確かにその様な考え方はある意味間違ってはいないと思います。でも、それをただ字面だけ受け取って、言葉通りに、自分がして欲しくない事は相手にはせず、自分がして欲しい事を相手にもしていれば、相手にとって嬉しい事なのかと言ったら必ずそうなる訳でもないと思うんです。
まぁ僕の感覚では、両方の考え方とも半分は当たってて、半分は間違っている様な気がするんです。
もくじ
自分の感覚が他人と一致する事はほとんどない
まずこうやって言うと、「そんなの当たり前じゃん」と言われるかと思いますが、基本的に自分の感覚が他人と一致する事はほとんどありません。確かに長く一緒にいたりすると、趣味趣向が似てくる事はありますが、完全に一致するって事はほぼ不可能です。みんなそれぞれ好き嫌いは違います。
これは良い悪いの問題ではなく、ただ違うのです。これは家族だったとしても、恋人だったとしても、親友だったとしても違うんです。こうやって聞くとちょっと悲しく感じるかもしれませんが、違うものは違うんです。でもこれに関しては、おそらく多くの人がこの感覚が違うって事は納得してくれるのではないかと思います。
で、ここまで話してきたら勘の良い方はお気づきかと思います。そうなんです。みんなそれぞれに感覚が違うって事は、「相手がして欲しい事・して欲しくない事」と「自分がして欲しい事・して欲しくない事」が必ずしも一致するって事もない訳なんです。
言い換えると、自分がして欲しい事が相手にとってもして欲しい事である訳じゃないし、自分がして欲しくない事が相手にとってもして欲しくない事である訳でもない、って事なんです。
そう言う意味で僕は、「自分がして欲しくない事は相手にはしない」や「自分がして欲しい事を相手にもする」と言う考え方は半分当たっていて、半分間違っているんじゃないかと思うんです。
例えばどう言う事なのかと言うと、皆さんは誰かにサプライズでプレゼントをあげた事ってないですか?その時に必ず相手が喜んでくれたでしょうか?もしかしたら、ちょっとイマイチな反応されたって経験ないですか?
そうなんです。サプライズって相手がしてもらって嬉しい事と合致した場合はとても喜んでくれると思うのですが、そうでないと意外としらけてしまったりするんです。この「あげたいもの(もしくは、してあげたい事)」と「欲しいもの(もしくは、して欲しい事)」のギャップがサプライズが意外と上手くいかない原因だったりするんじゃないかと思います。
その反対も同じで、「自分がされたくない事」も「相手が本当にされたくない事」なのかはわかりません。これに関しては、おそらく(一般的に言う)誰もがされたくない事はしない方がいいよって事の例えなのだとは思います。でも、「自分がされたくない事」の全てが「他の人もされたくない事」ではない事もあるってのはわかっていてもいいんじゃないかと思います。例えば、自分はマッサージをされるのが嫌でも、他の人はそうじゃないなんて事もありますからね(笑)。
他人がどう思うのかな?って想像する事は大事
じゃあ、自分の感覚と他人の感覚は違うもんだから、相手の事なんか考えない方がいいのか?って言ったらそう言う訳でもなくて、「例えば自分がこんな事をしたら相手はどう考えるだろうか?」と言う事を想像する事はとても大事な事です。
そう言う気遣いってのは、人と付き合っていく上では欠かせないものではあると思います。それがなかったらみんな自分勝手で世の中がめちゃくちゃになってしまうかもしれません。でもだからと言って、自分が思っている事と他人が思っている事が全て同じだとは思わない方がいいとも思うんです。
どれだけ相手の事を思いやっていたとしても、相手の気持ちがそれを求めていないなら、それは自分の善意の押し付けになってしまう可能性もあるからです。もし、そうなってしまったとしたらそれは両方にとって悲しい事になってしまいます。
相手の為にやったのに、相手は喜んでくれない。
やってもらって嬉しくないけど、相手は自分の為にやってくれたから断れない。
こんな状況はやっぱり誰だって避けたいですよね。そして、そうならない為には、相手の気持ちとか相手の考えってのを尊重するってのがいいのではないかと思います。
スポンサーリンク
何がして欲しいのかは聞いちゃった方がいい
それじゃあ、どうやったら相手の気持ちを知る事が出来るのでしょう?もうそれは単純に相手に聞いてみちゃうしかないんじゃないかと思います。
確かに、上にも書きましたが、相手の気持ちを考える事はとても重要です。それがなければ全てが自己中心的になってしまうと思います。でも、何度も繰り返して言いますが、「自分が考えている相手の気持ち」と「相手の実際の気持ち」は剥離している事が多々あるのも事実なんです。
簡単に言い換えると、どんなに一生懸命考えても相手が何を考えているかなんてわからないって事なんです。
だからね、相手が何をして欲しいのかを知りたかったら、素直に「何して欲しい?」って聞いてみるのがいいんじゃないかと思うんです。てか、それしか本当に相手がして欲しい事を知る術なんてないんじゃないかと思うんです。
まぁ、ここでさっきのサプライズの話に戻ってみましょう。先ほどの例では、何も前情報のない全くのサプライズでした。でも、サプライズの様でサプライズでない場合はどうでしょう?それはどう言う場合かと言うと、例えば、プレゼントをあげる相手が以前にちらっと「これが欲しいなぁ」なんて言ったのを覚えていて、その相手が欲しがっているものをあげる事が出来るって場面はどうでしょう?相手が驚きの表情と共にとても喜んでいる姿が想像出来るんじゃないでしょうか?
まぁ結局ここで何が言いたいかと言うと、相手を喜ばせたかったら、相手が何を欲しがっているかを知っていた方がいいって事です。上の例みたいに相手に気づかれない様に情報を入手する事が出来ない限りは、相手に直接聞いちゃった方がいいって事です。そうすれば、自分も嬉しい、相手も嬉しいと、Win-Winの関係になれるんじゃないかと思います。
まとめ
世の中にはびっくりする程、人の気持ちがわからない意地悪な人がいます。その一方で、驚く程優しい人がいます。もしかしたら、その人たちは相手の気持ちになっていろんな行動を起こしているのかもしれません。その様に人の気持ちを考えるって事は人間関係を上手に築いていく為には重要なスキルだとは思います。
でもそれと同時に、自分が相手の為にと考えている事が、相手の為になっていない(相手の欲しているものではない)事もあるってのは知っていた方がいいと思います。だって自分の優しさがあだになってしまったらそれはそれで悲しいですもんね。だから、もし相手の事を本当に考えているのなら、相手のして欲しい事を聞いて、その相手がして欲しがっている事をしてあげるのが1番いいんじゃないかと思います。相手の意思を尊重せず、自分がしてあげたい事をするのは単なる自分のエゴでしかないのかもしれません。
まぁ簡単にまとめると、サプライズをする時には、失敗する可能性もあるから気をつけた方がいいよって事です(笑)。
ゆーすけ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
もし私の書いたブログ記事やツイートに価値を感じていただけている方がいらっしゃるのであれば、よろしければ以下よりサポートを頂けないでしょうか?もし少しでもサポートを頂けるのであれば、クリエイター冥利に尽きますし、今後の作品作りのモチベーションになります。
こちらから頂きましたサポートは、今後のブログ記事やツイートの取材費として大切に使わせて頂きたいと思います。
アメリカ在住の為、なかなか日本の本を手に入れる事が出来ません。ツイートやブログ記事の参考にさせていただきます。ご支援いただければ幸いです。
スポンサーリンク