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どーも、ゆーすけです。
「孤独」って聞くとなんかネガティブな感じを受けませんか?なんか一人ぼっちで寂しくしている様な印象がありますよね。それとは逆に、周りに人がいっぱいいる人は、人気者で明るいなんてイメージがありませんか?
まぁだからかもしれませんが、社交的で誰とでも簡単に仲良くなれる人に憧れてる人が多い様な気がするんです。まぁ確かに極度の人見知りの僕も「社交的になれたらいいなぁ」なんて思う事もあります(笑)。
でも、本当に「孤独」でいる事ってそんなに避けた方がいい事なんでしょうか?僕には完全にそうとも思えないんです(人見知りだから、それを肯定したいってわけじゃないですよ(笑))。ちょっとぐらい「孤独」になる事もそこまで悪いもんじゃないんじゃないかと思うんです。
もくじ
「孤独」は人を成長させる
僕は今アメリカにある小さな大学内で自分の研究室を主宰して研究をしています。まぁ大学に雇われているので、僕がその施設で1番偉いと言う事はなくて、普通の会社組織の様に自分の上には自分のボスがいて、そのボスの上にもボスがいてなんて感じになっていますが、研究室としては完全に独立しています。要は、大学の一角に間借りしている中小企業みたいな感じが近いかもしれません。
自分の研究室はまだまだ小さいので一緒に働いてくれている仲間はすごく少ないですが、僕はそこではいわゆるボスです。一応僕の研究室の中では、立場的に1番偉い人って事になっています。巷ではリーダーは「孤独」なんて言いますが、この様な立場になってから特にそれを感じる様になりました。
僕以外のラボメンバーが話に盛り上がっている所に入っていったりすると、なんとなくその盛り上がりがしぼんでいく感じがわかるし、なんかみんなが気を使っているのが伝わって来たりするのです。だからと言ってそれが嫌だとかって言う訳ではなく、まぁそう言うもんなんだよなぁと納得はしています。僕も誰かの下で働いていた時は、同じ様な事してましたし(笑)。
まぁこれはちょっとした冗談で、リーダーが「孤独」になる本当の理由は、おそらく自分が率いているグループの責任が全て自分にかかってくるからんじゃないかと思います。もちろん自分が犯した失敗の責任は取るのは当たり前として、その他にも自分下で一緒に働いてくれている人達の失敗も全てかぶります。そして、どんな決断でも、メンバーに相談はしたとしても、最終的にはリーダーが自分で全てを決めなくてはならなくなります。
まぁ、僕も自分がボスになってから、いろんな場面で表に立たなきゃならない様な経験をたくさんする様になりました。あらゆる交渉を自分の頭で考えながらしなきゃならない様な経験もたくさんする様になりました。自分の失敗で自分の研究室を潰してしまうかもしれないと言う経験もしました。
おそらく、ボスになってからが人間的に1番成長したんじゃないかと思うぐらいいろんな経験をしました。まぁ「孤独」を感じなくてもこの様な経験をして成長していく人はいるかもしれません。でも、僕の場合は「孤独」だったからこそ成長出来たんじゃないかと思っています。
だから、僕は、時には「孤独」を感じる事も悪くはないんじゃないかと思うんです。まぁ実際は、自分から進んで「孤独」を経験したいと思う人なんてそんなにいないとは思いますが(笑)。
独創的になりたかったら「孤独」になるしかない
僕は、実は「がん」の研究をしています。と言っても世間一般が思っている「がん」の研究ではないんです。どちらかと言うと「がんに伴う合併症」の研究って言うのが近いのかもしれません。でも、僕が属している教室(もしくはデパートメント)は「がん生物学」なので、そこにいる同僚はみんな、世間一般の人が思っている様な「がん」の研究をしています。
なので、基本的に僕は、自分のデパートメントの中では浮いています。ほとんどの人と全く違う内容の事を研究しているからです。だから、デパートメントのセミナーで他のグループの人たちが発表している内容に関して僕はそこまで詳しくないですし、僕のグループが発表する内容に対して他の同僚もちんぷんかんぷんって事がよくあります。
でも、僕はそれでいいと思っています。まぁ自分で言うのもなんですが、僕の研究内容は特にうちのデパートメント内では独創的だと思っています。やはり、研究と言う仕事をしている限りは、それなりに人と違う事を研究したいと思っていますし、そう言う研究者が一人ぐらいいてもいいんじゃないかと思っています。
その代わり、ここでも「孤独」を感じる事もあります。だって、似た様な研究内容をしている人が周りにいないので、困った時に相談のしようがないのです。確かにこれまでの経験からアドバイスをくれる同僚はたくさんいます。それはとてもありがたく思っています。でも、それは結局ヒントにしかならないのです。自分の答えは、やはり自分で見つけていくしかないんです。
まぁ、僕がって言う訳ではないですが、独創的な事を成し遂げようとしている人は、それなりに「孤独」を感じる事はあると思います。でも、僕は、「孤独」ではあるけど、もしそれが上手く言った時には、本当に自分だけの世界が広がっていく様な気がして、苦しい時もありますが(てか苦しい時ばっかりですが)、なんとなくワクワクしているんです。
そんな意味でも、自分の道を切り開く過程での「孤独」ってのはそこまで悪くないんじゃないかと思うんです。
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「孤独」に慣れれば人の目が気にならなくなる
こんな感じで、人と違う事をするって事が多いので、僕は昔から、ちょっと変わっていると言われる事が多いです。ものを斜めから見るとかも言われた事もあります。自分ではあまり気がついていなかったかもしれませんが、おそらく少し浮いた存在だったと思います。
まぁそれでよかった事と言えば、あまり他人の目が気にならなくなったって事でしょうか。何をしても、「あいつは変わってる」で済むし、同調圧力を「嫌だ」と断っても「あいつじゃあしょうがない」って雰囲気になる感じなんです(まぁ基本的に毎回の様に断っていればそのうち誰も誘って来なくもなりますが(笑))。
あまりにみんなと同じ事をしないので、時々は「孤独」を感じた事もなかった訳ではありませんが、それ以上に自分らしく生きれているので楽と言えば楽です。逆を返せば、「孤独」が怖い人って人の目が気になり過ぎているのかもしれません。自分を貫き通そうとすると、時に周りに嫌われて、浮いた存在になってしまう事もあるかもしれません。でも、人間ってのは、何をしたって(例えそれがとてもいい事であったとしても)一定の人には嫌われてしまうらしいんです。それだったら、あまり嫌われたくないなんて思わずに自分を出していってもいいんじゃないでしょうか?ちょっとぐらい浮いちゃってぽつんとしちゃう時もあるかもしれませんが、それより絶対に自分らしくいる方が楽だと思いますよ(もしかしたらそんな事思ってるのは、僕だけかもしれませんが(笑))。
まとめ
基本的に生きてりゃ誰かしらとは関わります。本当に誰とも会わず、自分だけで全てを完結する様な仙人みたいな「孤独」ってのは、今の世の中ほとんどないんじゃないかと思います。そう言う感じの「孤独」だったら確かに辛いかもしれません。
でも、「孤独」ってのは、ぽつんと一人って意味だけじゃなく、たくさんの人の中にいても感じる事はあるんじゃないかと思います。自分で全ての責任を負う時の「孤独」、自分の道を行く時の「孤独」、自分らしく振る舞うための「孤独」などなど。
そう言う時の「孤独」ってのは、自分一人で考える時間だったり、自分が成長するために必要だったり、自分が楽になるために重要だったりするので、そこまで怖がる事もないんじゃないかと思います。
まぁ結局何が言いたいかって言うと、一人ぼっちもそこまで悪いもんじゃないよって事です。
ゆーすけ
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