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どーも、ゆーすけです。
タイトルを見て「えっ?」って思いませんでしたか?こんなタイトル見たら、なんで辛い時にもっと辛い事を考えなきゃいけないんだって思っちゃいますよね。
まぁ確かに普通に考えたらそうなんだと思います。辛い時には、「もっと明るい事を考えてそポジティブになった方がいい」ってくると思いますよね。
でも、本当に辛い時に果たしてそんな事が出来るのでしょうか?僕の経験から言って、本当に辛い時にはどんなに頑張ってもネガティブな思考しか頭の中に浮かんできません。
もうね、それだったらこれ以上考えられないぐらいの最悪の状況を想像してみてもいいんじゃないかと思うんです。
もくじ
想像した事のほとんどは起こらない(だから想像しまくればいい)
よく巷で「心配事の9割は起こらない」なんて言われているのを聞いたりすると思います。それでここではそれを逆手にとってみましょう。どれだけ心配してもほとんどの事が起きないのであれば、おそらくどんな事を想像しても、それはほとんどの場合起きないんじゃないかと思います。だから、とりあえずあまり結果は気にせず、いろんな事を想像するだけしちゃえばいいんです。だってほぼ起こる事はないんですから。
想像するって事に関して言えば、辛くなったり、不安になったりするほとんどの原因は自分の想像からくる場合が多い気がします。確かにその今いる状況自体が辛い場合もありますが、「もうこのまま一生ここから抜け出せないのかな?」とか「今よりもっと悪くなったらどうしよう」とか「さらに今より最悪な状況」を考えてしまうからさらに自分を辛い状況に陥れているような感じもあるような気がします。
で、さらにその「今より最悪な状況」に対する想像があまり具体的でないから、対応のしようもなくて、なんとも言えない嫌ーな気持ちになるって感じもあるんじゃないでしょうか?
だったら、その「よくわからない今より最悪の状態」ってのを具体的に想像しちゃえばいいんじゃないかと思います。だって、結局想像した事のほとんどは起こらないんですから。
辛いと思っていた状況は意外と最悪ではないとわかる
本当に辛いと思っている時にここまで冷静になれるかどうかはわかりませんが、最悪の状況ってのをなるべく具体的に想像してみるといいと思います。
例えば、僕の場合で言うなら、僕が1番辛かったのは、自分のミスで自分研究室を潰しそうになった時です(下のお話も読んでみてください)。
その時にパニクった自分がまず何を思ったかと言うと、すぐに職場をクビになると言う事でした。でも、これは今冷静になって考えてみるとほぼあり得ません。もし、研究費がなくなったとしても、ある程度の期間は大学がサポートしてくれるようになっているからです(そんなに長い期間ではないですが)。
まず、この時点で僕は起こりもしない事を想像する事で勝手にパニックに陥っていたのです。それで、1人で「やばい、やばい」となっていた時に、うちの奥さんに「何がそんなにやばいの?最悪の状況が起こるとしたらどうなるの?」と聞かれ、ちょっと冷静になって最悪の状況をいろいろと具体的に考えてみる事にしました。
で、その時に頭に浮かんだ最悪の状況は、
自分の収入がなくなる事で、住むところもなくなり、食べるものにも困って家族が露頭に迷う。
と言うものでした。そして、それが数週間とか数ヶ月の間に起こるんじゃないかと勝手に思ってしまっていました。
でもこれ、今考えたらそんな事すぐに起こるってあり得ないのはわかるんですけど、そんな風に考えちゃっていたんですよね。
でも、この最悪の状況を思い描いた事で、実は自分の気持ちに余裕が出来たのも確かなんです。なぜかと言うと、自分が思い描いている最悪の状況がそんなにすぐにやって来ないって事がわかったからなんです。
なぜかと言うと、我が家は共働きです。まず、僕の収入が無くなったところで、家庭の収入が全てなくなるって事はないのです。だから、もしそんな状況に陥っても、生活のレベルを下げる事さえ出来れば、すぐさま家族が路頭に迷う事も考えにくいのです。これが自分の思考の中に入って来てから、やばいのはやばいけど、そんな意味もなくパニックになる程でもないって冷静になれたんです。
この時は本当に共働きでよかったなぁと思いました。
こんな感じで、この最悪の状況を具体的に想像してみるって意外と有効です。僕も実感しましたが、本当に自分が思っている今より最悪の状況なんてほとんど起こる事はないんです。まぁおそらく起こってしまったとしても、その時に対応しても十分対応できる問題なんじゃないかと思います。だから、無駄に自分の想像で不安になったり、辛くなったりする事って必要がない事なんだと思います。でも、その状況になったらそこまで冷静にはなれないのかもしれませんが。
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究極は生きていればどうって事ない
まぁもっと極端な事を言ってしまえば、最悪の状況って言っても生きてさえいればどうって事ないんじゃないかと思います。1番嫌な状況ってその最悪の状況に落ちていく段階なんです。一旦、どん底まで落ちてしまえば、そこは意外と安定していて、あとは登って行くだけなんです。
だから、笑っちゃうぐらいの最悪の状況を想像してみてください。意外とそこから這い上がれる未来が想像できたりしますから。僕も、仕事をクビになったらどうやって生きていこうと悩んでいた時に、家族に「ファストフードの店員や鉄板焼きのシェフをやればいいよ」なんて言われて、「確かに生きてりゃそこからでも這い上がれるな」なんて思って肩の力が抜けた記憶があります。
繰り返しになりますが、やっぱり生きてりゃなんとかなるんだと思います。
まとめ
辛い時にさらに最悪の状況を想像するってなんだかショック療法みたいで嫌だな、なんて思っていた方もいらっしゃったかと思いますが、実はそんな感じのものじゃないって事がわかっていただけたんじゃないでしょうか?
どうやっても起こり得ないぐらい(この起こり得ないぐらいってのがキモです)の最悪の状況を思い描く事が出来れば、少しは冷静になる事ができますし、なんだか笑っちゃって肩の力が抜ける事もあります。
辛い状況から抜け出す1つのきっかけとして、この肩の力が抜けるってのがあると思います。だから、できるだけ笑っちゃうような最悪の状況を想像してみてください。もうそこまでいったら、辛い状況から抜けられるのももう少しです。
あと、1つだけ注意しておきたいのは、決して他の人の状況と比較はしないでください。あくまで、自分の今の状況と自分の想像上の最悪な状況との比較にしてください。一瞬は優越感に浸れるかもしれませんが、いずれ劣等感に苛まれる事になる可能性かがあるからです。
なにはともあれ、最悪生きてさえいればなんとかなります。とりあえず、それぐらいの楽な気持ちで「今より最悪な状況」を想像してみてください!
ゆーすけ
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