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どーも、ゆーすけです。
突然ですが皆さんは、自分の目の前で誰かが失敗しそうになったらどうしますか?それが、特に自分にとって身近な人だった場合にはどうしますか?きっと多くの人は、その人が失敗しない様にって先回りして、その失敗を未然に防ごうとしてしまったりするんじゃないかと思います。でもね、僕は、正直言ってそれはどうなのかな?って思うんです。僕は今現在、2人の子供がいるとーちゃんです。しかも、仕事では多くの学生を指導していたりもします。で、僕は、子育てをする時、人を指導する時に注意しているのは、彼らの失敗するチャンスを奪わないって言う事なんです。

まぁこんな事を言うと、冷たいなって思われたりするかもしれません。失敗しそうってのがわかってるなら、それは防いであげた方がいいんじゃないの?って思ったりもすると思います。でもね、僕は、逆に彼らには沢山失敗して欲しいと思っています。特に彼らが若い時に沢山失敗して欲しいと思っています。きっとそれが彼らにとって成長する為に大切な事だと思うからです。そんな意味からも、僕は、基本的に人から失敗するチャンスってものは奪わない様にしていった方がいいと思います。まぁそれが命に関わると言うのであれば、さすがに防いであげた方がいいとは思いますが、そうでないのなら必要以上に手を出さないって事も忘れないでいて欲しいと思います。

ここでは、なぜ僕がその様に考えているかについて簡単に解説してみたいと思います。
もくじ
人は失敗からいろんな事を学んでいく
じゃあまずなぜ僕が、人から失敗するチャンスを奪ったりしない方がいいと思ってるのは、人は失敗からいろんな事を学んでいくと思ってるからなんです。そして、これはいろんな所で言われている事なので、皆さんも1度ぐらいは聞いた事があるとは思いますが、人が1番成長するのは失敗した時だったりするんです。確かに成功からも学ぶべき事はありますが、それよりも失敗の方が沢山の学びを得る事が出来ると僕は思います。失敗してどん底に落ちてしまった状態から這い上がる方法や、次に同じ失敗をしないための対策などの事なんかを学ぶ事が出来ると思います。僕もぶっちゃけこれまで沢山の失敗してきました。スポーツの大会で大きな失敗をしました。最初の仕事選びに失敗し、その後に職業を変えたりもしました。仕事でお金管理に失敗し、自分の研究室を潰しそうになりました。でもね、その都度その都度、その失敗から何かを学び、這い上がってきました(てか、這い上がってきたつもりです(笑))。

だからと言う訳じゃないですが、僕は、自分の子供や、教え子たちにもそんな経験をして欲しいと思っています。そして、自分たちなりに学んで自分たちの足でしっかりと歩いていけるような人間になって欲しいと思っています。なので、周りから見たら少し冷たく見えてしまうかもしれませんが、僕は、基本的に先回りして彼らの失敗を未然に防いであげる様な事はしません。先ほどもちょっと言った様に、彼らの命が脅かされそうになったり、人生の大きな分岐点になりそうな時は別です。さすがにそう言う場合は、放っておかないで介入はします。でもそうではない様な失敗をするってのは、彼らにとって大きなチャンスだと僕は思っています。だって、そこから本当に多くの事を学べると思うからです。だからこそ、そんな感じの学びのチャンスを自分の周りにいる人から奪い取るような事はしてはいけなんじゃないかと思っているんです。

手を出して人の失敗を未然に防いでしまうのは結局自分の為
でもそんな風に失敗は失敗する人の学びになるってわかっていたとしても、「失敗なんかさせたらかわいそう」とか、「彼らの為に未然に防いであげたい」とかって感じの事を思う方もいらっしゃるとは思います。まぁ聞いてるだけだと、失敗を未然に防ぐって相手の為にやってる様な気がしますもんね。でもね、僕は、そう言う行為ってのは、相手の為には基本的にはならないと思うんです。と言うよりも、僕は、相手から失敗のチャンスを奪ってしまうって事は相手にとって冷たい事をしてるって感じに思ってしまうんです。だって、先ほども言った様に、彼らから学びのチャンスを奪い取ってしまう事になるんですから。じゃあ、そう言う人たちは、誰の為に他人の失敗ってものを未然に防いでしまうんでしょう?それに関して僕が思うのは、手を出して失敗を未然に防いでしまうのは、結局失敗を防いでいる側の人の為って感じだったりするんです。

えっ?何言ってんの?って思ったかもしれません。でもね、そう言う事をしてしまう人ってのは、「自分が相手の失敗する姿を見たくない」ってのがあるから、彼らの失敗を未然に防いているんだと僕は思います。確かに可愛い我が子や、教え子が苦労している姿を見るってのは辛い事だと思います。でもね、実際に失敗している方は、そこまで辛いと思ってない事もあったりするんです。本当にね、意外と失敗してる側ってのは強かったりするんです。そして、こちらが何もしなくても、自分たちの力で勝手にその失敗を乗り越えて、そこから這い上がってきたりもするんです。もうね、失敗する姿を見る可能性のある自分の事なんて考えるのはやめましょうよ。それよりも、相手の事を信じて見守ってあげるぐらいの感覚でいるのが僕はいいんじゃないかと思います。きっとその方が、相手の為になるんじゃないかとも思います。

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失敗したら寄り添ってあげればいい
じゃあ失敗を未然に失敗を防いだりしないって事は、失敗をさせるだけさせてそのまま放っておくって事なのか?って言うと、それはそれで違っていると僕は思っています。じゃあ失敗をさせた後にはどの様にしていけばいいんでしょうか?それに関して僕が思うのは、自分の周りの人がもし失敗をしたのであれば、そこから離れず、側にいて寄り添ってあげればいいんじゃないかと思います。そして、その相手が失敗から自分の力で這い上がれる様に手を差し伸べてあげるってのがいいんじゃないかと思っています。

例えば、うちの子たちの場合は、息子は習い事でサッカーをやっているのですが、彼のチームメイトは体格が大きかったり、足が速かったりして、息子自体は他の子と比べてあまり活躍出来ていなかったなんて事がありました。その時に、僕が、未然にいろいろやるんじゃなくて、上手くいかなくなってから悔しがる息子と一緒に朝晩サッカーのトレーニングをしてあげるって感じの関わり合い方をしました。娘の場合も同様です。彼女は習い事で体操をしているのですが、発表会で上手く演技が出来なかったなんて事もありました。その時も、事前にあれこれしてしまうのではなく、上手くいかなかった事で奮闘してる彼女に寄り添って。朝晩体操の練習を行ったなんて事がありました。まぁこれが良い例えになってるかはわかりませんが、こんな風に苦しんでいる側で寄り添って、手を差し伸べてあげるってのが、未然にいろいろ防いでしまうより彼らの為になっていると僕は思っています。

出来れば2人ともスポーツの世界で成功してくれたらいいなぁとは思いますが、こればっかりは競争が絡んでくるのでなんとも言えません。だから、僕は、彼らにその世界での成功だけを求めて一緒にトレーニングをしている訳ではないんです。僕はこの経験を通して彼らに努力を通して辛い状況を乗り越える術を学んでいって欲しいからやっているんです。僕は、こんな感じの「答えはあげないけど、答えを一緒に探してあげる」って言うのが、親や指導者としての失敗してるものへ寄り添い方なんじゃないかと思っています。決して、相手の失敗を未然に防いであげるって事ではないと思っています。

まとめ
いかがだったでしょうか?自分のこれまでの経験から、自分の周りにいる人たちのやってる事が「おそらくこのままいったら失敗するだろうな」って思ってしまう事ってあったりするんじゃないかと思います。そんな時には、先回りして未然に失敗を防いであげたくなったりもすると思います。でも、僕は、それが命に関わる様なものでないのであれば、なるべく我慢して手を出さない様にした方がいいと思うんです。それは、自分の周りにいる人から失敗するチャンスを奪い取ってしまう事になってしまうと思うからです。そこにどんな理由があったとしても、僕は、人から失敗するチャンスを奪い取ったりなんて事はしない方がいいと思ってるんです。

それはなぜかと言うと、人は失敗からとても多くの事を学んだりすると思うからです。確かに成功からも何かしらかを学ぶ事が出来ると思いますが、失敗には敵わないんじゃないかと僕は思います。だからこそ、失敗はさせてあげた方がいいと思うんです。そんな感じなので、僕は、失敗を未然に防いでしまうって相手の為にはならないと思うんです。じゃあ結局誰の為なのかって言ったら、僕は、その失敗を防ごうとしてる人の為だったりするんじゃないかと思います。その人が相手が失敗するのを見るのが嫌だから未然に防いでいたりするんです。もし本当に相手の事を思うのであれば、僕は、失敗はさせてあげた方がいいと思うんです。でも、そのまま放っておけばいいとは思ってはいなくて、失敗をさせるのであれば、側にいて寄り添って、そこから這い上がる為の手助けをしてあげたりするって事は忘れないでいて下さい。まぁ簡単に言うと、「過干渉にはなり過ぎず、無関心にもなり過ぎない」って感じでしょうか。それぐらいの距離感で自分の周りにいる人の失敗には付き合っていくといいんじゃないかと僕は思っています。

ゆーすけ
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