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どーも、ゆーすけです。
時として「この人のやってること・言ってることは絶対に間違っている」って感じることってありませんか?そして、それに対して「間違ってるから正してあげよう」とか「このままじゃ他人に悪影響が出るから止めないと」とか思うこともありませんか?確かにその気持ちもわからなくはありません。
実際にそうやって「他人を正そう」とか「他人の間違いを指摘してやろう」とかしている場面に出くわすことはよくあります。話が逸れてしまう可能性があるのでここでは具体例には触れません。だから、僕がどう言う場面のことを念頭に置いてこの話をしているかは皆さんのご想像にお任せします。でも、僕はそうやって自分が正しいからって他人を自分の正義で叩くのはどうなのかなぁって思うんです。
もくじ
相手が間違えを認めることはほぼあり得ない
まず、どんなに相手が間違っていて、かつこちらが正しかったとしても「あなた間違ってますよ」って言ったところで、相手が「間違ってました、すみません」なんてなることはまずあり得ません。大抵の場合は「自分は正しい、そっちの方が間違っている」と返ってくると思います。
そして、自分が正しいのがわかっているからと言って「あなたが正しい根拠を示せ」と追い詰めようとするのもよくみます。まぁ確かに根拠はないから相手は沈黙するかその場からいなくなるでしょう。でも、そこで勝ったと思わない方がいいです。彼らは逃げた訳でも、負けを認めた訳でもないんです。ただそうやって指摘されるのがめんどくさいから他の場所に移動しただけです。必ず他の場所で同じ主張を繰り返します。だって自分が間違ってるとは思ってないんですから。
まぁ確かにそう言う草の根活動は誰かがやらなきゃならないのかもしれません。でも、必ずイタチごっこになるだけです。彼らは追えば逃げるだけです。絶対に間違えを認めることはないと思っておいた方がいいと思います。
相手には相手の正義がある
それではなぜこのような人たちは「自分が間違っている」とは思わないのでしょうか。それは多くの場合、彼らが本気でそれが正しいことだと思っているいるからです。もしくはそれを正しいと主張しなければならない理由があるからです。たとえそれが間違っているとわかっていてもです。それが彼らにとっての正義なのです。
「正義」の反対は「悪」ではなくて、「もう1つの正義」なのです。だから、こちらが正しさでいくら叩いても、相手も相手にとっての正しさで叩き返してくるだけです。だからただ闇雲に相手をやり込めようとしても効果があるとは思えないんです。これは綺麗事かもしれませんが、相手は間違っているから何をやってもいいと言うスタンスではなく、どうして彼らがその様な考え方になってしまったのかの理由に思いを馳せてみるってのも大事なんじゃないかなぁと思います。だからと言って、彼らの間違いを野放しにしていいってことではないですが。
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自分が逆の立場になる可能性は十分にある
そして、こう言う指摘をすると言うのはこっそり行われることは意外と希です。正しさで相手を叩く人は、多くの人の目につく様な場面で間違いを叩きます。なぜなら、周りの人に「これは間違っているんですよ」と教育する目的も兼ねているからです。すると周りの人はそれに便乗して一緒になって間違っている人を叩き始める事があります。こう言う場面を見ていて僕はたまに怖くなります。一種の集団リンチに近いものを感じるからです。人は自分が正しいことをしていると思っている時は、何をしていいと思ってしまうことがあります。完全なる狂気です。
たとえ自分が正しいサイドにいるからと言ってこの様に人をバンバン叩くのは気をつけた方がいいです。なぜなら、自分が叩かれる側に回る事も起こり得るからです。物事の正解なんてその時代時代で変わります。今自分のやっている事が正しかったとしても、次の瞬間にはそれが間違いになってしまうことなんか簡単に起こります。
だからと言う訳ではないですが、あまり正しい・正しくないにこだわりすぎず、中立に物事を見て判断していくと言う事が大事なんじゃないでしょうか。
相手の宣伝に加担することになる
ちなみにそうやって間違っている人を大勢の前に晒して正義で叩くと言う行為は、多くの場合間違っている人にダメージを与えることはできません。逆にその人たちにとっては願ってもないチャンスになってしまうのです。大勢に晒したことで、多くの人に「この人は間違っている」と言う印象を与えることはできるかもしれません。でもそれは一瞬です。たいていの人はそのうち忘れていきます。しかし、大勢の前で晒されたことによって「その人の間違った思考」が拡散されていきます。僕はこの方が怖いと思います。なぜなら、その拡散されている間に「間違っている」と言う情報が抜け落ちて、あたかもその間違っているものが正しいものの様に広まっていく可能性があるからです。彼らにとってはいい宣伝になってしまいます。
じゃあどうするのがいいかと言うと、実際に行うのは難しいとは思いますが、僕は相手にしないのが1番なんじゃないかと思っています。相手にされなければ、その間違った思考はいずれ消えていくんじゃないでしょうか。まぁこれは理想論でしかないのかもしれませんが。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はちょっと曖昧に濁している部分も多かったと思うので、もしかしたらわかりにくかったかもしれません(ごめんなさい)。でも、ここで何を言いたかったのかを簡単にまとめると、
- いくら自分が正しいからって相手に何をしてもいいって訳じゃない
- 相手を正義で叩きそうになったら、本当に自分にはその資格があるのかをよく考えた方がいい
と言う感じです。まぁ結局は合ってる、間違ってるばかりにこだわり過ぎないのがいいのかもしれませんって事です。
ゆーすけ
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