お仕事

何事もうまく行き始めるまでは時間がかかる(だから諦めるな!)

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どーも、ゆーすけです。

何か新しいことを始める時ってすごくワクワクしますよね。そして始めたばっかりの頃ってやる気も満々で、全てが上手くいく様に感じますよね。でも実際は物事ってなかなか思う様に進んではくれません。特に結果が欲しい初めの頃には大抵の事が上手くいきません。

御多分に洩れず、僕もそんな経験をした(している)1人です。僕は今アメリカの片田舎の大学に自分の研究室を持ってがんの研究をしています。研究室を立ち上げてからもうすぐ5年が経とうとしています。他の人と比べると遅いのかもしれませんが、研究室が落ち着いてなんとなく上手く回るようになってきたなと思えるようになったのはつい最近なのです。

セットアップに時間がかかる

まず何と言っても研究室をセットアップするのが大変でした。本当にゼロからのスタートでした。初めて今の職場に着いた時は、自分の研究室の場所はあったものの、前任者が残していったガラクタが散乱している状態でした。そして、その時は研究室のメンバーとしては僕しか存在していなかったので、ガラクタの処理はもちろん全て僕1人仕事でした。朝から晩までゴミとして捨てるものと、もしかしたら使えそうなものの仕分けに明け暮れました。

そして、ある程度研究室のスペースが片付いてきたところで、新しい機材を購入します。でもなるべく節約するために安いものを探してみたり、中古品を探してみたりとそれはそれで時間がかかりました。今度は買ったら買ったでそれをどこに配置するかなど、やるべきことは後から後からでてきました。まぁでもそこで終わりではありません。そこから人を雇ったり、各種研究に必要な許可を取ったりと本当に慌ただしい毎日でした。

で気がついたらあっという間に半年が過ぎていました。「最初の3−4年で大型の研究費をとれ」というのが最初の時点の契約だったので大幅なロスです。でも今になってみれば、ゼロからの立ち上げなんだからそれぐらいの時間はかかるのはわかるのですが、その時は結構焦っていました。

そして、だんだんと一緒に働いてくれる人たちが研究室にやってきてくれるようになりました。そうしたらちょっとは楽になるのかな?と思いきや、今度はあらゆることに問題が起こり始めました。昔の研究室では当たり前にできていた実験がうまくいかないのです。そこからはあーでもない、こーでもないとトラブルシュートに追われる毎日になりました。

まぁそんなこんなで普通に実験ができるようになるまでには1年半から2年ぐらいはかかったような気がします。ここでは、新しいことを始める時っていうのは安定して物事は回り始めるまではものすごく時間がかかることと学びました。

結果が出始めるまでに時間がかかる

研究室を主宰するってのはただ実験だけをやっていればいい訳ではなく、研究をするために研究費をとってこなくてはいけません。先ほどの研究室のセットアップと同時に研究費の申請書も投稿し始めました。でも、これがなかなか思うようにうまくいきません。

今の職場に来るまでは、人に雇われている立場だったので、研究費の申請をそこまで躍起になってやる必要はなく、年に1回書く程度の経験しかありませんでした。そして、「まぁ何個か書けばそのうち簡単に当たるだろう」と高を括っていたのです。でもこれは大きな間違いでした。

今のご時世研究費を獲得するための競争は半端なく、研究費の募集に応募していきた申請書の5−10%しか当たらないと言われいます。単純計算で10−20倍の倍率です。書けども書けども当たりませんでした。小さいものから大きいものまで含めると年に20箇所ぐらいの応募をしていたので、まぁ5年間で100は応募したかもしれません。でこれまでに当たった研究費が5個ぐらいなので、確率的に言ったら順当なのかもしれませんが、95%はリジェクトされています。これはかなり精神的にこたえました(てか未だにこたえてますが)。

なんとか根気よく頑張って初めて研究費(少額のものでしたが)が当たったのが、立ち上げから2年が経ってからで、大型の研究費が獲れたのが4年半ぐらいでした。もうここでは「結果はそんな簡単に出るものではないので、コツコツ地道にやり続けなくちゃいけない」ということを学んだような気がします。

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成長は右肩上がりではない

2年目の時点で小さな研究費が獲得できたので、そのまま順調に行くのかな?と思いきやそこで大きな落とし穴が待っていました。お金の管理に失敗して研究室を潰しかけます(詳しくは以下を参照してください)。

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それでもなんとかいろんな人の支えもあってなんとか状況を立て直すことはできたのですが(これも詳しいことは下のお話を読んでみてください)、その後は長〜い長〜い低迷期を迎えます。

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研究室のメンバーをクビにする必要はなくなり、研究をやっていけるだけのお金は数年分残ってはいましたが、もしこのまま他に研究費が獲れないなら本当に潰れるかもしれないという状態が1−2年ぐらい続きます。そんなこんなしながらも研究費を申請し続けたおかげで研究室を立ち上げてからもうすぐ5年というところでようやく大型の研究費が獲得できることになったのです。

お金がないながらもその間なんとか成長は続けてはこれたとは思っています。でも、今考えても上がったり下がったりだったし、時には相当長い横ばいの時期も経験しました。本当に成長ってのはじわじわとしか進んでいかないんだなぁというのが正直な実感です。

まとめ

この5年間本当にいろんなことがありました。今振り返ってみると5年前に出来なかったことが普通に出来るようにはなっているので、それなりに成長はしているんだろうとは思います。でも簡単ではありませんでした。自分が思っていたより時間がかかりました。でも、諦めずに粘り続けたから少しずつでも結果が出始めたんだろうと思います。おそらく次の5年も楽にはいかないでしょう。まぁこの先どうなるかはわかりませんが、僕に出来ることは諦めずに淡々と進んで行くことだけだと思っています。でも本音を言うと「もうちょっとぐらい楽させてくれてもいいんじゃない?」ってのが正直な気持ちです(笑)。

ゆーすけ

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ABOUT ME
ゆーすけ
アメリカ在住のがんの研究してる人です。自分の経験を元にした「よりよく生きるためのヒント」を発信し、読む人の心を少しでも軽くすることを目指しています。
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