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どーも、ゆーすけです。
突然ですが皆さんは、今自分がいる環境ってものに疑問を感じる事ってあったりしませんか?なんかこのままここにいてもいいのかな?って思ってしまう時ってあったりすると思います。まぁそう言う事が時々頭をよぎるって事は誰にでもある事だと思います。でも、それがすぐにスッと消えてしまうとかって感じだったらそこまで心配しなくてもいいのかもかもしれません。でも、僕は、中には本当に環境を変えた方がいいって時もあると思うんです。

今現在僕は、アメリカで研究者として生計を立てています。これまでいろいろと自分の環境を変えてここまでたどり着きました。職業も変えましたし、住む国すら変えました。それはそれは大きな環境の変化だったと思います。で、そう言う事をするのは、簡単な決断ではありませんでした。そして、ただ適当に環境を変えてここにたどり着いた訳でもありません。その時、その時で「もうこれ以上はここにとどまらない方がいいかも」って感じの判断をして、思い切った環境の変更を行なってきたんです。で、今振り返ってみると、そんな感じの大きな変化を起こした時には、自分の中に特有の心境の変化が起こったから環境を変えてきたんじゃないかと思っているんです。で、僕は、そう言う心境の変化みたいなものが起こった時には環境を変えた方がいいんじゃないかな?とも思っています。

ここでは、僕なりに思う環境を変えるべきかもしれないタイミングってものについて簡単に解説してみたいと思います。
もくじ
「これが一生続いたらやだな」と思った時
まず最初に僕が、こんな風に感じたら環境を変えた方がいいんじゃないのかな?って思うのは、これが一生続いたら嫌だなって思う時だと思います。僕は、遠い昔に日本で医者をしていました。医者という仕事自体は好きでしたが、医者としての働き方ってのがあまり僕にはあっていなかった様に感じます。もうね、とにかく拘束時間が長く、自分の時間を持てる事はほとんどありませんでした。確かに人を救うという事にやりがいは感じていましたし、そうする事が必要だって事も理解はしていました。でもその時の僕には、自分の人生をそこまで犠牲にしてまで、その仕事をしなくちゃいけないのかって事が正直言ってわかりませんでした。簡単になれる職業ではないと言う事ももちろんわかっていました。だから、簡単にやめてはいけないと思って、ある程度の期間は無理をして頑張っていました。そして、「やり続けていれば、いずれ少しは楽になるのかな?」とも思って頑張り続けていました。でも、いつの日からか、日に日に
と思う様になっていってしまったんです。で、最終的に体調を崩します。もうこの頃には、このまま続けていたら医者も嫌いになるし、体もボロボロになると思ったので、思い切って医者をやめる決意をしたんです。こんな事をしたら、周りから「せっかく医者になったのにもったいない」と言われる事も承知していました。そして、「目の前に困っている患者さんがいるなら、誰かが手を差し伸べなくちゃならない」って事もわかっていました。でも、僕も人間です。そんなのわがままだと言われるかもしれませんが、自分の人生を削ってまで医者と言う仕事に一生身を捧げる事は出来ないと思う自分もいたんです。

幸いな事に環境をガラッと変えた後に就いた今の研究者という仕事は辛いと思う事はあっても不思議とやめたいと思う事はありません。医者をやっていた時と違って、研究費を稼がなきゃならいと言うプレッシャーは毎日の様に感じますが、そこまでの苦しみは感じません。むしろ辛楽しい(つらたのしい)って感じです(笑)。そして、きちんと成果さえ出せていれば、時間も比較的自分の自由に使えます。そう言う意味では、今の仕事は、僕に合っているんだと思います。まぁこれに関しては、こう言う職業に出会えたのは、本当に幸運だったと思っています。ちなみに、僕は、今でも「自分の命を削ってまでやる仕事なんてない」と思っています。だから、もし今の仕事を続けていくうちに、医者の時と同じ様に「自分の時間が全然なくなって、これが一生続いたら辛いな」と思う様になったとしたら、おそらくまた違う仕事を探すと思います。敢えて無理してそんな状況にとどまる必要はないとも思っているからです。まぁ甘いと言われてしまえばそこまでなのかもしれませんが。だからと言う訳じゃないですが、僕は、自分が苦しい状態に陥ったら、まず「この状態が一生続いても大丈夫かどうか」を自分に問いかける様にしています。そこに「イエス」と言えればそこに残るし、そこで「ノー」ってなったら環境を変える事を考慮していくと思います。

「ここにいたら自分が成長出来ないな」と思った時
で、次に僕が、環境を変えた方がいいんじゃないかと思う時は、そこにいても自分が成長する事はないだろうなって思う時だったりすると思います。僕は、大昔はサッカー少年でした(医者になるはるか以前のお話です(笑))。自分で言うのもなんですが、高校時代には全国大会に出場した事もあります。で、幸か不幸か、高校3年生の時に、大怪我をしてサッカーの道を断念する事になったんです。まぁそのまま大学でもサッカーを続けるって選択肢ももちろんありましたが、自分が医学部に入ったと言う事もあって、これまで本格的にやってきたサッカーをやめて、アイスホッケーと言う新しいスポーツに挑戦する事にしてみたんです。

なぜあれだけ本格的にやってきたサッカーと言うものを大学に入った途端にきっぱりやめたのかと言うと、周りからちやほやされたくなかったのと、自分がもっと成長したかったってのがあったからなんです。これは嫌味でもなんでもなく、僕がそれまでやってきたサッカーのレベルと医学部のサッカーのレベルが正直が違い過ぎたからなんです。その頃の僕には、サッカー部に入ったら、自分がチームの中でダントツに上手いと言う状態になってしまって、自分がこれ以上伸びる様にはとても思えなかったのです。今振り返ってみると、かなり生意気なガキだったとは思います(笑)。でもその時いろいろと調べた結果、アイスホッケーなら自分も成長しながら競技としても楽しめると言う算段がついたので、敢えて今までやった事のないアイスホッケーと言うスポーツに飛び込む事にしたのです。こんな感じで、もし自分がここにこのままいたら成長出来ないかもしれないと思ったら、何かをゼロから始められる環境に身を移すってのも正直言ってアリなんじゃないかな?って僕は思っていたりするんです(まぁ全ての人に当てはまる事ではないとは思いますが)。

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「違う場所に移った方が上手くいきそうだな」と思った時
そして、もう1つ僕が、環境を変えた方がいいと思う時は、今とは違った場所に移った方が人生が上手くいきそうだと思った様な時だと思います。これはもしかしたら、むちゃくちゃデカい決断だったかもしれませんが、僕は、30代になってから、それまで生まれた時から住んでいた日本と言う国を飛び出してアメリカに移住する事に決めます。まぁ最初のきっかけとしては、自分が夢として描いていた独立して自分独自の研究を行うと言う事が日本では難しそうって感じのものだったのですが、その後にいろいろと調べてみたら、アメリカにいけば独立して研究する事が日本に比べると可能性が高そうで、しかも上手くいけば早い段階で達成出来そうだって事を感じたのが最終的に自分の背中を押しました。

これはその時にいた自分の環境が嫌だったと言うよりは、違う場所に移ってみた方が自分のやりたい事が出来そうだって感じに思えたからってのが大きいと思います。まぁ例え今いる環境が嫌であって、次に移ったとしても必ずそこで成功する訳でもないし、次の環境を好きになれるとも限りません。そこで今の環境より悪くなる未来が確実に見えているのなら、今の環境に残った方が良いって事もあると思います。でも、僕の時の様に、自分がやりたい事が次に移れば出来るかもしれないって感じに思えるのであれば、思い切ってそこに飛び込んでみてもいいのかもしれません。まぁここに関しては、明確な正解ってのはないと思います。自分の直感を信じるってのももしかしたら必要かもしれません。でも、違う場所にいった方が上手くいきそうだと思うのなら、そこに移るってのも可能性としては持っていていいんじゃないかと思います。

まとめ
いかがだったでしょうか?長く人生を生きていると、時としていろんな困難にぶつかるんじゃないかと思います。その困難に立ち向かって乗り越えていく事も大事な事だと思いますが、時に環境をガラッと変えてみる事も必要だったりするんじゃないかと思います。でも「ちょっと今の状態が嫌だから」とか、「あっちの方が良さそうに見えるから」とかって言う感じで安易に逃げてしまうのはあまり良い事ではないんじゃないかと思います。もし、そこにとどまる事によって環境が改善する見込みがあるのなら、その環境の中でもがき苦しんで頑張ってみるって事もあっていいと思います。

でも、「あまりに苦しい状態」や「先が見えない状態」ってものが長く続く様なら環境を変える時なのかもしれません。その判断基準として僕がオススメするのは、
- この状況が一生続いても大丈夫かどうか
- 自分がここにいて成長出来るどうか
- 今の場所に残って成功出来るかどうか
って感じのものです。もしこれらに対する答えが、1つでも「ノー」なのであれば思い切って環境を変えるって事を考える必要があるのかもしれません。もし良かったら、この基準を使ってみて下さい。きっと自分の助けになるんじゃないかと思います。

ゆーすけ
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