ヤバい時には、なりふり構わず助けを求めた方がいい

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どーも、ゆーすけです。
突然ですが皆さんは、これは本気の本気でヤバいって感じの経験ってしたことってありますか?これはちょっとヤバいかな?って感じじゃなくて、このままいったら全てを失ってしまうぞって思ってしまうぐらいのヤバさです。まぁ人によってヤバいのレベルは違うとは思いますが、誰だってこんな経験の1つや2つはした事があったりするんじゃないでしょうか?こんな経験しないに越した事はないとは思いますが、長い人生を生きてりゃそんな感じの超ヤバいって事も起こったりしますよね。
僕もそんな経験をした事があります。今現在、僕は、アメリカの片田舎の大学で自分の研究室を持ってがんの研究をしています。今は比較的落ち着いていますが、以前に1度自分の研究室のお金の管理に失敗して、研究室を潰しかけた事があります。あれからある程度時間が経ったので、今となってはいい経験だったと少しは思える様にはなってきましたが、その当時は本当にヤバかったし、辛かったのを覚えています。おそらく自分1人では決して乗り越える事は出来なかったと思います。周りにいる沢山の人に助けて貰いながらその状況をなんとか乗り越えていったんです。でもその助けってのは、自然にやってきてくれた訳ではなかったんです。もうね、なりふり構わず助けを求めたから、助けて貰う事が出来たんです。そんな意味からも、僕は、自分がヤバい時には、なりふり構わず助けってのは求めていった方がいいんじゃないかと思っています。
ここでは、なぜ僕がその様に考えているかについて簡単に解説してみたいと思います。
もくじ
ラボメンバーに正直に話す
ここでちょっとアメリカの大学で働いている研究者ってものについて説明してみたいと思います。研究室を自分で持っている研究者ってのは、大学に雇われているとは言え、実際には経営者のような仕事もしています。研究室を持つって言う事は、大学にただ間借りしてるって感じのイメージです。大学が研究費を出してくれるって事はなくて、自分で研究費を外から獲ってこなくてはなりません。そして、その研究費を使って研究をするし、人を雇わなくてはなりません。研究だけをやってればいいって訳じゃなくて、研究に関わる費用を捻出するというような事もやらなくてはなりません。しかし、研究室を持ったばかりの頃は、自分にはそこまでの経験もなく、自分の研究室を立ち上げるって事に集中し過ぎていて、お金の管理って事にに関しては結構どんぶり勘定で適当だったんです。
もうね、それが大失敗の始まりでした。研究室の立ち上げに関しては、大学からある程度の援助が出ます(だって、これがなければどうやっても研究をする事なんて出来ないからです)。で、あまりに研究に没頭していてお金に全く目を向けていなかった僕の研究室は、「まだまだ余裕があると思っていた予算がこのままいったらあと数ヶ月でなくなるかもしれない」という最悪の状況に陥ってしまったのです。これはね、完全に僕のミスです。そして、この予算のバランスを見た時の僕は、相当パニックになりました。でも、もうこればっかりはどうする事も出来ません。少し冷静になって、お金の計算してみた所、下手したらその時雇っていた3人のうちの誰か1人を放出しなくてはならないかもしれないという状況って事が判明してしまったんです。
もうね、これは自分1人ではどうにも出来ないと思って、次の研究室のミーティングで研究室のメンバーに頭を下げてその時の現状を報告しました(でもまだその時点では、他の小さな研究費が入ってくる算段があったので、1人を手放さなきゃならないかもしれないと言う可能性はまだ口には出しませんでしたが)。そして、その研究費が入ってくるまでの数ヶ月は財布の紐を締めまくって、もの凄い少ない予算で乗り切ってくれないか?とお願いしてみたんです。まぁみんな最初は驚いていたのですが、僕のような若手のまだ安定していない研究者の所に就職してきてくれている時点で、そのような危険性がある事は覚悟してくれていていたらしく、なんとかみんなで協力して乗り切ろうという話でまとまってくれたんです。もうね、この時に、自分はボスだからとカッコつけて全てを隠していたりしたら、どうなっていたかわかりません。もうね、あの時、なりふり構わず頭を下げてお願いして良かったなと今となっては思っています。
信頼できる同僚に相談する
それに加えて、僕は、自分の研究室の人間だけではなく、研究室外の人にも助けを求める事にしたんです。恥を忍んで、いつもいろんな事を相談していた年上の同僚にもその時の状況を説明しました。もうね、その人には本当に助けられましたよ。基本的にはその人自体がお金をくれたって訳じゃないんですが、その時の僕の様にお金がヤバくなった研究者用の金銭的なサポートを大学が行なっているって言う情報を教えてくれたりしました。まぁ1番助かったのは、ただ話を聞いて貰うって事だったかもしれません。その時の僕は、自分の中にいろいろ溜め込んでいて、表には出さないけど心の中では苦しいって感じていたからです。もうね、話を聞いてくれている時には、その人がまるで救世主の様に見えましたよ(笑)。
そして、その後にその人のプッシュもあって、学内の小さな研究費が貰える事にもなったんです。まぁ状況としては、自転車操業をしてなんとかその状況を乗り切るって事に変わりはありませんでしたが、本当にヤバくて人を切らなきゃならないって言う状態を少しだけ先延ばしにする事が出来たんです。もうね、この人には感謝してもしきれません。そして、本当に自分の中だけにこもらずに、誰かに助けを求めて良かったと心から思っています。そんな経験から、僕は、こんな風に自分がヤバくなった時に助けを求めやすくする為にも、いろいろと相談出来る人を見つけて、そう言う人と普段から信頼関係を築いておくって言うのは、人生を生きていく上で必要な事だったりするんじゃないのかな?って思う様になりました。
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ボスの耳に入る
まぁそんな感じで、僕が、自分の状況がヤバいって感じの事を話し始めると、それは噂となって周りに伝わり始めます。まぁそれだけじゃなくて、僕の研究室の財務状況とかは、自分の上司とかには丸わかりなので、次第にうちの研究室がヤバいって話は、僕がいるデパートメントのほとんどの人が知る事になっていきます。まぁその中には、僕のボスも入っている訳で、最終的にはボスの所にも僕の研究室のお金がヤバいと言う話は伝わってしまいました(まぁ隠そうと思ったって無理なんですけどね(笑))。そして、案の定、ボスから呼ばれて、今後についてのミーティングの機会を持つ事になってしまったんです。僕のボスは、とても面倒見が良く普段はとても優しいのですが、こんな感じのヤバい状況で接した事がなかったので、そのミーティングに向かう時にはとても不安だったのを覚えています。
まぁ基本的には、ボスからガツンと怒られる事を想定しながらミーティングに臨んだのですが、ボスも同じ研究者で、今の世の中では研究費を取るって事が非常に難しいし、研究室を立ち上げたばかりの新人がその様なミスをして、金銭的にヤバくなる事があるって事を理解してくれていて、なんとその時うちの研究室にいた大学院生の授業料と給料を2年間追加でサポートしてくれる事になったのです(マジでこれには助けられました)。そして、

って感じで、僕に復活のチャンスを与えてくれたんです。この時までは、研究室のメンバーの誰か1人を切らなきゃいけない可能性を考えたり、自分がクビになる事を考えたりして夜も眠れぬ日々を過ごしていたので、この言葉を聞いて、少し肩の荷が降りた感じがしたのを覚えています。もうボスには足を向けては眠れません。でも、これもいろんな人に助けを求めたから、ボスもこんな風に言ってくれたんじゃないかと思っています(まぁこれが本当かどうかはわかりませんが、きっと僕が助けを求めた誰かが裏で僕の事を助けてくれたんじゃないかと思っています)。
とにかく助けてくれそうな人にも泣きつく
まぁだからと言って、それでも自分の研究室が危機を完全に抜け出せた訳ではありませんでした。まだまだお金をどこかから持ってこないと、いずれお金が底を尽きて、研究する事は出来なくなってしまうって感じの状況である事には変わりはありませんでした。でもね、もうこの頃になるとだいぶ自分の気持ちは吹っ切れていて、なりふり構わず共同研究者に少し研究に使う資材を分けてもらったり、デパートメントの秘書さんに相談して学内で利用できそうなサポートシステムを一緒に探して貰ったりと、とにかく生き延びる為にいろんな人に泣きつく事が出来る様になっていました(笑)。
それと同時に、収入源(研究費)を得る為に死ぬほど研究費の申請書も投稿しまくりました(今じゃ出来ないぐらいのペースで投稿しまくってました)。そして、あの壊滅的な危機から2年近くが経ちましたが、未だにあの時研究室にいたメンバーは全員うちの研究室で働いていてくれています(そろそろボスからのサポートを受けた大学院生が卒業なので、この状況は変わりそうですが)。それに加えて、ボスから貰った2年の猶予の中で、なんとか大型の研究費も獲得出来て、あの時のボスとの約束もなんとか守る事が出来たんです。これは、多くの人に支えられたってのが大半の理由だとは思いますが、ただ待ち続けるだけじゃなく、自分でなりふり構わずあれこれ動いたからってのもあるんじゃないかと僕は思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか?僕の場合は、運良く多くの人に助けて貰えた事で、自分が作り出してしまった危機ってものを乗り切る事が出来ました。でも、もしあの時に、自分1人で全てを抱えて、たった1人であの状況を乗り切ろうとしていたとしたら、あのまま僕の研究室は、沈没していたかもしれません。人を雇っているって言う責任感もあったからなのか、あの時の僕は、なりふり構わず出来る事はなんでもやったし、知られるのは恥ずかしかったですが、いろんな人に相談もしました。まぁでもこれは、本当に運が良かっただけなのかもしれません。でも、僕は、一生懸命になって苦しい状況から抜け出そうともがいている人には、誰かしらかが手を差し伸べてくれたりするのではないかな?とも思っています。
だからこそ、僕は、今回の経験から、
本当にやばい時には1人で抱えず、なりふり構わずいろんな人に相談した方がいい
言う風に考える様になったんです。何もしないでいれば沈没していくってのがわかっているのなら、とにかく浮上出来る様に、やれるだけの事はやってみるって言う事が大事なんじゃないかと思います。そして、後は人事を尽くして天命を待つという感じでいるのがいいのかな?とも思っています。まぁでも、もしダメだったとしても、そこまでやり切る事が出来れば後悔する事ももないでしょうし、次に同じ様な場面に直面した時には、その時の経験がきっと役に立つんじゃないかと思います。まぁここで結局何が言いたいかって言うと「とにかく諦めず最後の最後まで粘ってみた方がいい」って感じの事なんです。
ゆーすけ
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