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どーも、ゆーすけです。
突然ですが皆さんは、挫折って経験した事ってありますか?もうここから立ち直る事なんて出来ないんじゃないかな?って思うほどの挫折って経験した事ありますか?まぁもしかしたら、そんな経験なんてしなくないって思うかもしれません。でもね、長い人生を生きてりゃ立ち直れないぐらいの挫折の1つや2つは経験した事ってあると思うんです。僕もね、そんなどん底な経験をした事はあります。

僕は、今現在は、結構なおじさんです。本当にいい歳したおじさんです(笑)。ここまで長い事生きてきたので、本当にいろんな経験をしてきました。これは僕だけじゃなく皆さんも同じだと思いますが、これまでの人生の全てが順風満帆だった訳ではではありません。良い事も沢山ありましたが、辛い事も沢山ありました。挫折も沢山経験してきました。でもね、なんだかんだ言ってそう言う挫折ってのは乗り越える事が出来てきたんです。今となってはそんな沢山の挫折があったから今の僕があるんだろうと思えるようになりましたが、その渦中にいる時はそれはそれは辛かったのを覚えています。

ここでは、その中でもおそらくこれが物心ついてからの初めての挫折だろうってものを話してみたいと思います。それは高校3年生の事でした。僕は、この挫折からいろんな事を学んでいったんです。
もくじ
マジでそんなこと起こる?って事が本当に起こった
このブログでは、ちょこちょこ書いていますが僕は若い頃はサッカー少年でした。自分で言うのもなんですが、本当にね、そこそこ良い選手だったんです(笑)。僕が通っていた高校は東京にあって、その当時はサッカーの全国大会の常連高でした(ここ最近は全然出れなくなってしまっていますが)。まぁ運よく僕は1年生の時からその高校のサッカー部でレギュラーを獲得する事が出来て、試合ではスタメンを張ってました(中高一貫の学校だったので中学生の頃から高校の監督は僕のプレーを見て知っていたので、実際はいきなり高校に入学してレギュラーを獲ったって訳ではないかもですが)。

そんな感じだったので、高校1年で入部してからは全ての公式戦に出場してるって感じでした。そして、運よく高校1年の時には、夏の全国大会のインターハイ、冬の全国大会の全国高校サッカー選手権ってものにも選手として出場する事が出来ました。残念ながら2年生の時はチームが弱くて両方の全国大会も都大会で負けでしまったのですが、僕の試合への連続出場ってものは1年の時からずーっと続いていました。

で、そんなこんなで今度は高校3年生になります。高校最後の年なので同級生を含めたチーム全員みんな気合が入っていました。その年のうちの高校は結構調子が良くていろんな大会で優勝出來るんじゃないかと周りから結構注目されていました。その当時の東京では関東大会(春)、インターハイ(夏)、選手権大会(冬)というのが3大大会と言われていて、うちの高校はその全てで勝てるんじゃないかって言われていたんです。で、自分で言うのもなんですが、僕も、その年はエースとしての活躍が期待されていたんです。

で、事件は3年生になって挑む初めての大きな大会の関東大会で起こります。その時の僕は自分でもはっきり覚えていますがむちゃくちゃ絶好調でした。出る試合、出る試合で得点に絡んでチームの勝利に貢献していました。その関東大会ではうちの高校の調子は良く、勢いで勝ち進んで都の決勝戦に進む事が出来たんです。決勝戦では、相手のチームも強くて一進一退の攻防が続きなかなか点が入らずに均衡していました。で、ここで流れを変えようと僕がボールを持って3人ぐらいのマークを一気にかわそうとしたのですが、その時誤ってボールの上に乗ってしまたのです。

後からその瞬間のビデオを見せてもらったのですが、すごいスピードで走っていた所でボールに乗っかってしまったため、ツルんと滑って体が宙に浮いて地面に落ちた時に足首が変な角度で地面についてしまい、今度はその足首が曲がった状態で地面の上を5-6メートル滑っていったって感じでした。その時自分の耳に「ボキッ」という音が聞こえたのをはっきりと覚えています。その時は試合中で興奮していたので、「たぶん脱臼したのかな?はめたら大丈夫かな?」とアホな事が頭に浮かんでいたんです。そして、それを実行しようと立ち上がって、足首を地面につけようとしたら膝から下の部分全体が燃えるように熱くなってしまったんです。そして、
と全てを悟ったんです。

で、立ち上がるのは諦めて、そのまま地面に横たわっていました。その時目の前にはっきりと空想上の「壁」が見えてそれがガラガラと音を立てて崩れていくのが見えたのを覚えています。本当に自分最終学年でこれからって時にこんな事が起きるのか?って事が起こってしまったんです。結果は足首の骨折と脱臼でこの後1ヶ月近く入院することになります。で、そこから回復して、最終的に復帰して、チームに合流出来たのは夏の終わりでインターハイが終わった頃でした。

今まで見えてなかった世界を見る事ができた
でん、この年の僕らのチームは本当に強くて僕が途中退場したその試合に勝ち関東大会に進むことになります。そして、僕が、リハビリに励んでいた間に行われたいインターハイ予選も勝ち上がりチームはその夏のインターハイにも出場します。でも残念ながら、そこには僕の居場所はありませんでした。まぁだってリハビリ中で実際にプレーしてないんだからしょうがないですよね。で、さらにキツい事に、この時高校生になって初めてベンチにも入れず、スタンドで応援するという経験をしたんです。その時になって初めて裏方の人がどれだけチームを支えてくれていたかを知ります。おそらくこの骨折で試合に出れないと言う経験がなければそんな事を知らずに高校を卒業し、人の痛みもわからないどうしようもない大人になっていたかもしれません。その時はとても辛かったですが、今となってはこれもいい経験だったなぁと思っています。たぶん少しぐらいは人の痛みもわかってあげれてる様にはなったんじゃないかな?と思ってます。

最終的にインターハイ後に僕はチームに復帰しましたが、その後に行われた冬の選手権の予選は都の準決勝で負けてしまう事になります。怪我をする前は大観衆の前で試合をしても何も恐怖を感じずプレー出来ていたのですが、復帰後に観衆の前でプレーする事が怖くなってしまっていた自分がいたんです。その時に監督にそう言う気持ちを打ち明けておけば良かったなって言う感じの後悔をその後何年も抱える事になりますが、まぁそれはまた別の話という事で。でも、まぁ今はそれも吹っ切れていますし、今となってはいい思い出です。

もしかしたら神様が
言ってくれていたのかもしれません。まぁ今はそんな風に思うようにしてます。

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まとめ
いかがだったでしょうか?これが僕が物心ついてから最初に経験した挫折なんじゃないかと思っています。もしかしたらその前にもちょこちょこあったかもしれませんが、この経験のインパクトが強すぎてこの挫折の事しか最初の挫折として思い浮かびません。もしかしたらこの事件がなければ僕はそのまま本格的にサッカーを続けていたかもしれません。もしそうだったとしたら、違う人生を生きていたのかもしれないなぁなんて思う事もありますが、こればっかりはどうなってたのかわかりません。でも、あの時に骨折をしたから今の人生があるんだとは思ってます。

そして、この経験の後からはなるべく裏方の人を大事にしようと心がけるようになりました。これがなかったら一匹狼の嫌なやつだったもしれないと思うと恐ろしくなります。本当に良い教訓だったと思います。おそらくこう言う事を僕に教えるためにこの骨折は起こったんじゃないかな?と思っています。てかそんな風に思う事が出来れば、この挫折にも意味があったんじゃないかなと思います。それにしてもかなり酷な忠告の仕方だとは思いますが(笑)。それぐらいその頃の僕はどうしようもないやつだったのかもしれません(笑)。

で、もう1つ人生は1つのドアが閉まっても、どうにかなるって事も学んだ様な気がします。あの頃は、サッカーが全てで、それがなくなったら人生が終わるぐらいに考えていたかもしれませんが、その後なんやかんやあって、今はアメリカで研究者をして生きる事が出来てますからね。挫折は辛いかもしれませんが、必ず乗り越えられるし、その後にも素晴らしい未来が待ってるよって感じです。まぁその渦中にいる時には絶対に無理だと思いますが、挫折もそこまで悪いもんではないって感じに思ってみて下さい。

ゆーすけ
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